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博報堂生活総研『生活インデックスレポート・消費動向編4月』 [消費意欲指数] [デフレ生活指数]

2013.04.09
#消費#生活総研

2013年4月9日

[ 消費意欲指数=48.5点 ]
●4月の消費意欲指数は48.5点で、3月から 1.8点の微減。

[ デフレ生活指数=62.1点 ]
●デフレ生活指数も3月から横ばいの62.1点。4月だから奮発しようという気持ちは現れず。

生活インデックスとは、博報堂生活総研が生活者の意識変化を読み解くために、【消費動向】【生活感情】【生活価値観】の3つの領域から開発したオリジナルの指数です。2013年4月より発表を開始致しました(詳細はこちら)。今回の生活インデックスレポートでは、【消費動向】(消費意欲・デフレ生活志向)に関する分析結果についてご報告いたします。

 

■4月の消費動向《概況》
指標(点数)としては大きく動いていないものの、消費意欲指数の理由について生活者の声を見ていくと、中身は4月らしさが感じられるものとなっています。
 ・春物の衣料、雑貨などが欲しい、イメージチェンジがしたい
 ・春になるから、季節的な出費、購買意欲がアップ
 ・自分や家族の新生活(入学、就職、新年度など)、はじまりの月、心機一転、お祝い
などが多くあげられており、指標(点数)としては大きく動いていないものの、中身は4月らしさが感じられるものとなっています。

ただし、消費を押さえたい理由も、上記の裏返しで、
 ・自分の家族の新生活、新年度でお金がかかるので、引き締める
など、他の出費/出費予定のために消費を控えるという声も多く、結果として、数値上は大きな変化が見られない月となったようです。

■4月の消費動向に関する4つのポイント
①点数に大きな変化は見られないが、「新学期の準備」「春物を買いたい」など4月らしいものに。

②女性20代の消費意欲は前月より下がるも、全性年代の中で今月も最高水準。
③男性40代、50代が消費意欲を維持。景気動向が消費意欲に影響。
④名古屋圏は消費意欲、デフレ生活の両指数が低下。

 

※性年代別・地域別の時系列グラフや、生活者の生の声を添付PDFで詳しく紹介しています。

 

【指数の質問文】
Q) 消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月(4月)の消費意欲は何点くらいですか。その理由をお答えください。
Q) デフレ生活志向(安くモノを買いたい、安くサービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月(4月)のデフレ生活志向は何点くらいですか。その理由をお答えください。

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