~31県が県内よりも県外からのブランド評価が高い結果に~
株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:戸田裕一)の「博報堂ブランドデザイン」と「テーマビジネス開発局」は、魅力的なブランドづくりに必要な三つの要素「志」―「形」-「属」の観点から地域社会のブランディングを支援する「LoCoBra」(※)を2014年4月2日に発表いたしました。この「LoCoBra」の考え方に基づき、「志」―「形」-「属」の三要素のうち、ブランディングに最も重要な“属”に注目した「“属”ブランド力調査」を実施しましたので、分析結果をご報告いたします。
● 志=ブランドを通じて実現したいこと、社会的意義、目指すべき将来像やビジョン
● 形=ブランドの個性、スタイル、独自性を象徴するもの(名称、シンボル、商品、サービスなど)
● 属=ブランドのもとに集まる仲間、ブランドを応援するサポーターやコミュニティ
当調査では、「自分の都道府県には、自分の都道府県を愛している人が多いと思うか」など5つの視点からの質問に対し、それぞれ「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方の割合の平均値によって、各都道府県における“属”のポテンシャルを明らかにしています。更に、各都道府県に対し、県内に住む方(以降、内部)と県外に住む方(以降、外部)の評価をそれぞれ集計しています。また、本調査では生活者が各都道府県の属を評価する理由も自由回答にて抽出しています。
内部評価と外部評価の差に注目したところ、47都道府県中31県で、内部評価よりも外部評価が上回り、内部である県内の住民を中心とした属を高めることで、ブランド強化の可能性があることが伺えます。今回、内部評価と外部評価の差がある中でも、都道府県ごとの特徴がうかがえる①沖縄県、②福岡県、③奈良県の結果をご紹介します。
当調査の詳しい内容はこちらから(PDF)
※2014年4月2日博報堂ニュースリリース『博報堂、「人」に注目して 地域社会のブランディングを支援する「LoCoBra」を提供開始』
http://www.hakuhodo.co.jp/archives/newsrelease/16704
■「“属”ブランド力調査」