●1月の消費動向[消費意欲指数= 50.8点]
生活インデックスとは、生活総研が生活者の意識変化を読み解くために、【消費動向】【生活感情】【生活価値観】の3つの領域から開発したオリジナルの指数です。
今回の生活インデックスレポートでは【1月の消費動向】(消費意欲)に関する分析結果についてご報告いたします。
1月の消費意欲指数は50.8点で、前月比は-4.6ポイントの低下になりましたが、前年同月と比べると+1.9ポイントとなっています。
Point1 消費意欲は、増税前の水準に回復。
前年より、正月ならではの出費に積極的な声が増加。
1月の消費意欲指数は50.8点。前月比は-4.6ポイントですが、増税の影響が残っていた前年同月と
比べると+1.9ポイントとなり、増税前(2014年1月 50.8点)の水準に回復しています。消費意欲指数の理由(自由回答)を見ると、 「正月だから財布の紐が緩む」(15年61件→16年78件)、
「セールや安売りに行く」(15年148件→16年191件)など、正月ならではの消費に意欲的な人が前年より
増えています。
また、「金銭的余裕がある」と答える人が増加(15年36件→16年45件)。一方で、「経済的余裕がない」と
答える人は減少しており(15年192件→16年142件)、家計状況が改善してきている気配もうかがえます。
前年のお正月は消費税増税や物価上昇の影響を受けていましたが、今年はそれもやわらぎ、季節らしい
消費意欲が回復しているようです。
■質問文
[消費意欲指数]
消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月(1月)の消費意欲は何点くらいですか。
その理由をお答えください。
[特に買いたいモノ・利用したいサービス]
あなたが来月(1月)、特に買いたいモノ・利用したいサービスはありますか。特に買いたいモノ・利用したいサービスとは何ですか。
※性年代別・地域別の時系列グラフや「買いたいモノ・利用したいサービス」の有無、生活者の声を添付のPDFで詳しく紹介しています。