株式会社博報堂は、生活者発想に基づき企業の事業戦略をUX(ユーザーエクスペリエンス)視点でリードし、デジタル体験やサービスをデザインするプロジェクト「HUX(HAKUHODO UX & Service Design)」の活動を開始いたしますので、お知らせいたします。
昨今、企業の事業活動において、デジタル&テクノロジーの活用は欠かせなくなってきています。また、UX(ユーザーエクスペリエンス)が単なるデジタル製品のインターフェイスにとどまらず、事業の根幹に関わるものとして定義されることが増えてきています。
今後、IoT(Internet of Things)の取り組みなどによって、全てのモノやサービスがつながることがますます一般化する中で、単に機能的につながることに留まらない、生活者にとって真に意味のある体験価値のデザインの必要性が高まっています。
今回活動を開始する「HUX(HAKUHODO UX & Service Design)」は、生活者にとって真に意味のある体験価値を生活者発想とデザイン思考に基づいて、戦略立案からデジタル体験・サービスのデザイン、マーケティングコミュニケーションの実施までワンストップで提供いたします。
HUXでは、ハイレベルな仮説構築力による新しい事業機会の発見、生活者発想に基づいた生活者中心のデジタル体験・サービスコンセプト開発、良質なフィードバックを誘発するプロトタイプ開発、あらゆる業種のエキスパートや多様なクリエイターとのネットワークによる高いプロデュース力を通じて、企業の事業戦略をUX視点で構築し、デジタル体験・サービスを正しく設計します。
■HUX(HAKUHODO UX & Service Design)概要
博報堂社内のクリエイティブ、ストラテジー、リサーチ、デジタル領域の専門家による領域横断型のプロジェクト。コアメンバー5名(2016年3月現在)。
共同リーダー:
大倉誠一(UX&クリエイティブ)博報堂iディレクション局
カンヌライオンズ4年連続受賞等、国内外の広告賞を多数受賞。2012年米国サンフランシスコに留学し、ストラテジー&デザインファームCooper社にてUXデザイナーとして実務研修を修了。現在、博報堂のUXディレクターとして、社内のイノベーションプロジェクトをリードする。
岩嵜博論(ストラテジー)博報堂ブランド・イノベーションデザイン局
国内外のマーケティング戦略立案やブランド、イノベーションプロジェクトに携わった後、米国シカゴのデザインスクールを修了。その後、米国デザインファームでのインターンを経て、現在博報堂において、イノベーションコンサルティングプロジェクトをリードしている。