博報堂の専門組織である博報堂新しい大人文化研究所は、40~60代を“新しい大人世代”と呼び、その意識と消費に関する調査研究を行っています。
このたび、50代男性のセカンドライフ(定年後、60歳以降の生活)に焦点をあてた調査を実施しました。
新しい大人文化研究所では、意識調査の結果を詳細に分析し、まるで未成年のように未来にゆれる心情を持つ50代、定年を控えた層を「未定年」層と名づけました。また、セカンドライフへ異なる向き合い方をしている4つのグループを抽出し、自分が生きるため、自分のしたいことのため、絆を深めるための3つの投資行動が行われていくと考察しています。
(詳細な分析結果は、PDFの資料をご参照ください)
シニアの入口に立つ「未定年」層は、日本が迎える超高齢社会を形作っていく層であり、彼らが考える未来が、日本の超高齢社会の未来となると考えられます。言わば、日本の超高齢社会のキー世代です。
新しい大人文化研究所は、男性のみならず女性も含めたこの「未定年」層の研究・マーケティング活動を開始。企業やメディアの皆さまとも協働を図りながら、多くの未定年層のライフプランニングが活性化することを目的に活動し、超高齢社会を明るい未来とするための貢献をしてまいります。