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市民参加型デザインコンペ「震災復興+design」、入賞4作品が決定

2012.03.05
#ソーシャルデザイン

『できますゼッケン』を生んだ市民参加型プロジェクトissue+designによるデザインコンペ
10年後の被災地と日本の課題を解決する入賞4作品が決定

2012年3月5日
issue+design実行委員会
神戸市デザイン都市推進室
株式会社 博報堂

神戸市デザイン都市推進室と博報堂らが推進する市民参加型ソーシャルデザインプロジェクト「issue+design」は、東日本大震災の被災自治体の10年後(2020年)を想定した、復興のための商品、サービス、空間、仕組みなどのアイデアを、広く市民から募集するソーシャルデザインプロジェクト「震災復興+design」を昨年10月より実施してまいりました。このたび、全265応募作品(うち24作品が一次審査通過)の中から、市民評価、最終審査を経て、入賞4作品が決定いたしましたので、ご報告いたします。今後はこれらのアイデアの実現に向けて、プロジェクト化を進めていく予定です。

【被災地課題発見賞】
行方不明者手続書
 心に寄り添う行政書類のかたち

「死亡届」を記入し・届け出さなければならない行方不明者の家族の気持ちに寄り添い、死を想起せずに記入でき、行方不明者への祈りを込めた行政書類。

【防災コミュニティ賞】
原始的な日を創る
 家族と地域でつくるお泊り保育

インフラなどに頼らず一日を過ごす「原始的な日」という暦、およびその日に実行する家族と地域でつくる“お泊り保育”の活動。

【防災インフラ賞】
街の中のハザードマップ

現在地の安全情報を身近に確認できるシステム。揺れによるダメージが比較的少ない信号等の構造物を利用して表示し、災害による停電時の機能も確保。

【復興行政(神戸)賞】
+おにてんでんこ

災害を3種類の鬼(津波、火事、地震)に見立て、それから逃げるという遊びを通し、子供が日常的に防災について考えるための教育プログラム。

 入賞作品の紹介、プロジェクト・審査の概要などは、添付のニュースリリースをご覧ください。
ニュースリリース(2012.03.05発表)

※入賞作品の詳細はhttp://issueplusdesign.jp/project/06_fukkou/で公開しています。当初発表の通り、入賞作品はいずれも著作権フリーのデザインアイデアとして開放いたします。自治体、個人、団体などで自由にご活用いただくことが可能です。

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