2012年10月25日
博報堂DYグループの横断組織「博報堂DYグループ・ソーシャルメディア・マーケティングセンター」は、グループ内で活用しているソーシャルメディア分析ツール「Topic Finder(トピックファインダー)」を、広告主企業向けのASPサービス「Topic Finder For Advertiser(トピックファインダー・フォー・アドバタイザー)」として、提供することと致しました。
「Topic Finder」とは、グループ企業である株式会社博報堂が2007 年にデータセクション株式会社の協力により実用化した、ソーシャルメディア分析(ソーシャルリスニング)ツールです。
商品・ブランドに関する分析が強みで、ブログやTwitter など様々なソーシャルメディア上の生活者の発言を収集し、発言の件数や内容を高速で集計・分析することが可能です。収集するデータ量・範囲は日本でも最大規模です。
これまで「Topic Finder」は、博報堂DYグループ各社の社内のみで運用しており、広告主企業の目的や課題に応じて、担当者が「Topic Finder」を用いた分析を実施し、その結果レポートを提出するという形で広告主へのサービスをご提供してまいりました。
このたび提供を開始する「Topic Finder For Advertiser」は、「Topic Finder」のツールそのものを、事前キーワード設定を行った上で、広告主企業向けにASP サービスとして提供するものです。
単にツールを提供するだけでなく、広告主企業のブランドや競合ブランド等のキーワード設定を支援する「事前キーワード設定サービス」は、同様のASP サービスと比較した際の「Topic Finder For Advertiser」の特長のひとつです。ソーシャルメディア上の発言を漏れなく効果的に分析するためには、検索キーワードのきめ細かな設定が非常に重要です。過去5年間の運用から得られた知見をもとに、博報堂DYグループ各社の担当者が企業ごとの検索キーワードを事前に設定して、サービスをご提供いたします。(※企業側での自由なキーワード設定も可能です。)
当サービスは、プロモーションの効果測定、自社・他社商品や業界のクチコミ調査、風評調査・モニタリングなど、宣伝・マーケティング部門や総務部門などの幅広い目的にご活用頂けます。
分析機能も多彩で、時系列分析やポジネガ分析、共起語(よく一緒に使われる単語)分析、プロファイル分析(ブログのみ対象)、など、最新のソーシャルリスニングツールとしての各種機能を搭載しています。
詳細はニュースリリースをご覧ください。
ニュースリリース(PDF)