2012年12月4日
株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:戸田裕一)は、得意先企業に対するマーケティングサービスの更なる高度化・最適化を目的として、法人向けクラウドサービス大手のセールスフォース・ドットコム社(東京都港区、代表取締役社長:宇陀栄次)との連携を強化し、企業向けソリューションの開発を加速させます。
この連携のもと、既存の共同開発ソリューション「Production Cloud®」に続いて、このたび新たに「顧客プラットフォーム『HAKUHODO-ARMS™(博報堂アームズ)』」を開発いたしました。本日より順次、得意先企業向けの提供を開始いたします。
■主な協業実績
2009年に、セールスフォース・ドットコム社のクラウド型開発プラットフォーム「Force.com」を活用した広告・販促物制作の業務プロセス最適化ソリューション「Production Cloud®」を開発しました(弊社側開発主体:博報堂およびグループ会社である博報堂プロダクツ)。販売開始以来、多岐にわたる業種の多数の企業にご導入頂いており、各企業のプロモーション業務の効率化に貢献しています。
このほか、様々な得意先企業におけるクラウドサービスの導入において、両社共同での取り組みを進めてまいりました。
■新たな開発ソリューション
今回の連携強化にともない、新たに「顧客プラットフォーム『HAKUHODO-ARMS™(博報堂アームズ)』」を開発し、提供を開始いたします。
「HAKUHODO-ARMS™」(博報堂アームズ)(*ARMS=Advanced Relationship Marketing Service)
これまで散逸していた顧客データを一括管理し、マーケティング・戦略立案に有用な分析を実現するクラウド型顧客プラットフォームです。顧客データの蓄積・管理から高速PDCAの実践までを一元的に支援します。データベース運用とPDCAを一元化してマネジメントすることで、得意先企業のマーケティングROIのさらなる向上を実現します。
(弊社側開発主体:博報堂およびグループ会社である博報堂プロダクツとBrandXing)
今後も博報堂は、セールスフォース・ドットコム社および博報堂グループ各社とともに、セールスフォース・ドットコム社のクラウド型プラットフォームサービスを活用したソリューションの拡充に取り組み、得意先企業におけるITを活用したマーケティングプロセスの改善・生産性向上に貢献してまいります。
◆セールスフォース・ドットコム宇陀栄次代表取締役社長による今回の連携強化についてのコメント
『株式会社博報堂は、マーケティングの広い領域において多数の企業へサービスを提供してきた総合広告会社であり、セールスフォース・ドットコムの提唱する「Business is Social」を実現するためのパートナーとして両社の協働をより加速していく枠組みができたことを喜ばしく思います。今後、マーケティングクラウドのソリューション開発はもとより、ソーシャル、顧客管理、顧客サービスの一元的管理の実現にむけて、セールスフォース・ドットコムのプラットフォームと博報堂のマーケティングマネジメントの知見を組み合わせた革新的なソリューションの開発を期待します。』
◆セールスフォース・ドットコムが開催する国内最大級のクラウド・イベント『Cloudforce Japan』(12/6)における博報堂ブース展示
12月6日(木)に東京ビックサイトで開催されるセールスフォース・ドットコムによる国内最大級のクラウド・イベント『Cloudforce Japan』内のCloud Expoにおいて、博報堂ブースを出展し、ソリューション群をご紹介する予定です。
イベント詳細:http://cloudforcejapan.com/
本件の詳細はニュースリリースでご覧下さい。
ニュースリリース