講座内容
情報とモノがあふれた時代。リアルな買い物はもちろん、ネットショッピングでも、生活者は「モノ選び」に疲れはじめています。
本当に買いたいものが見つからない。どれを選べばいいのか、わからない。そして、
欲しいもの自体を忘れてしまう。などなど、楽しいはずの買い物が逆にストレスになっているという現象も起こっています。
そうした生活者の迷いに応えるように、自ら選ばずに買物が出来る様々なシステムも生まれはじめていますが、「選べずに」買物をし続けることは、生活者や企業を幸せにするのでしょうか?
生活者の買物行動を調査・研究している博報堂買物研究所では、2018年2月の講演で、生活者が「選べない」時代に、新たな関心を引き出すための「ヒント」をご紹介しましたが、その講演内容が12月に書籍化されることになりました。
新たにアンコール開催する今回の講座では、書籍化にあたり取材した先進事例や深掘りした視点を追加し、お届けしたいと思います。
“欲しいのに選べない”生活者をプッシュするための視点とは?
アップデートした「買物マーケティング2.0」に、どうぞご期待ください。
※本講座は、2018年2月21日に開催しました「【生活者研究講座】「選べない買物」の悲劇 ~モノ選びに疲れた生活者の関心を引き出す買物欲マーケティング2.0~」と同じ内容の一部アップデートとなります。
当日の流れ
- 【1章 提起編】
欲しいのに「選べない」時代 -
- ・「欲しいものを忘れる」という珍現象を約8割が経験する社会
- ・背景にある常時接続、常時刺激という快楽が買物を「ストレス」に
- ・かつて「買物」は幸せだった~買物と幸福の戦後史
- ・もう「正しい」を選べない~選択疲れ
- ・多くの人が陥りつつある「選べない買物」。それが企業と生活者にもたらす「悲劇」
- 【2章 実態編】
最新!買物行動横断リサーチのご報告 -
- ・生鮮食品、トイレタリーから自動車まで買物27カテゴリ横断調査についての解説
- ・多変量解析から見えてきた 「選べない人々」「選べない商品・サービス」の実態
- ・選ばれる商品・サービス/選べない商品・サービスの差は何か?
- ・調査結果から見えてきた「選ばれる商品・サービス」になるためのポイント
- 【3章 提言編】
「選べない」時代の、買物欲マーケティング2.0 -
- ・選べない時代に「選ぶココロをつかむツボ」
- ・「選べない時代」に「選べる」を作る国内外最新プレーヤーたち
- ・この時代に「選べる」を作る視点
- ・買物欲マーケティング2.0とは
概要
開講日時 | 2018年12月11日(火)15:30~17:30(受付開始15:00) |
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申込締切 | 2018年12月6日(木) |
会場 | 博報堂ラーニングスタジオ(東京都港区赤坂)地図 |
定員 | 80名 |
費用 | 3,000円(税別) |
※講座費用のお支払いはクレジットカード決済のみとさせていただきます。ご了承ください。
※競合企業の方、学生の方は、お申込の際に、ご連絡をさせていただく場合がございます。ご了承ください。
講師
山本 泰士 (やまもと やすし)
博報堂買物研究所 上席研究員
2003年博報堂入社。
マーケティングプランナーとして教育、自動車、飲料、トイレタリー、外食などのコミュニケーションプランニングを担当。
2007年より、こどもごころ製作所プロジェクトに参加し、クラヤミ食堂など体験型コンテンツの企画、運営を担当。
2011年より生活総合研究所にて、生活者の未来洞察コンテンツの研究、発表を担当。「総子化」「インフラ友達」「デュアル・マス」などの制作・執筆に関わる。
2015年より博報堂買物研究所に異動。
「欲求流去の時代」「ミレニアル家族の新・買物行動」などの買物意識・行動の未来予測に従事。暗闇で良音に包まれる「クラヤミレコード」などの企画・運営にも携わる。
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