モノがあふれている現代において、新しいブランドを立ち上げることは容易ではありません。
特に、日本的な技術に支えられた「ものづくり」企業ほど、従来の考え方に縛られて、イノベーションが生まれにくいのが現状です。
伝統的な実績を強みに変えて、新しいイノベーションを生み出すにはどうしたらいいのか。
今回の講座では、博報堂WEBサイトで連載中の「ブランドたまご」*代表より、京都や金沢など全国の伝統産業を中心とした約30件の取材で見えてきた、“伝統と革新”を生み出すための日本流ブランディングの手法について、具体的な事例とともにご紹介します。
また当日は、「ブランドたまご」第二回でも紹介したマッチ型のお香ブランド「hibi」を手掛けた神戸マッチ社長の嵯峨山真史氏と、「hibi」とのコラボ商品を開発した代官山 蔦屋書店バイヤーの勝部佑香氏をゲストスピーカーとしてお迎えし、新しい時代のブランディングにキーとなる「熱い仲間(ファンでありビジネスパートナー)づくり」について、お話します。
*「ブランドたまご」WEBサイト
http://www.hakuhodo.co.jp/magazine/series/198/
※以下のような方は、ぜひご参加ください。
【詳細、お申込はこちらから】
http://www.hakuhodo.co.jp/marketingschool/course/workshop19.html
※競合企業の方、学生の方は、お申込の際に、ご連絡をさせていただく場合がございます。
第1部:講演
・取材を通じて明らかになった、新しいブランドに必要な3つの要素とは
・大企業のブランドにも応用できるヒントとは
・熱い仲間がブランドに与える影響とは
第2部:クロストーク
・「hibi」のユーザーとバイヤー調査の報告:実際にファンは多いのか?
・経営者が語る、ブランディングの要諦と、仲間作りの秘訣
・バイヤーが語る、ブランドを選ぶ視点と、「売る」の未来
2004年入社。
「博報堂ブランド・イノベーションデザイン」チームに所属し、様々な企業の企業ビジョンやブランド戦略、商品開発等のプロジェクトファシリテーションを担当。
著書に『買わせる発想 相手の心を動かす3つの習慣』(講談社)、『博報堂のすごい打ち合わせ』(ソフトバンククリエイティブ)など。
東京工業大学非常勤講師。日本大学非常勤講師。
2014年入社。
「博報堂ブランド・イノベーションデザイン」チームに配属。
食品、飲料、化粧品、不動産、ホテル、自治体等、幅広い業界でブランド構築を支援。2017年に第二プラニング局に異動。
1968年4月 兵庫県生まれ。
49歳。1991年に日本コダック株式会社に入社。
1999年に家業である神戸燐寸株式会社に入社し、2010年に代表取締役に就任、現在に至る。
趣味はトレイルランニング、キャンプ、シーカヤック、登山など。
夢を語り合うこと、自然を感じること、己と対峙することを大事にしている。
▼代官山 蔦屋書店
http://real.tsite.jp/daikanyama/floor/shop/tsutaya-books/