今どきのパパは子育てを楽しみ、子ども、家族とのつながり消費に積極的。
「子育て熱心パパ」はその傾向がより顕著。
■今後パパがお金をかけたいものTop3は、
「家族との旅行(46.0%)」、「貯蓄(33.5%)」、「子どもの教育(28.0%)」。
特に「子育て熱心パパ」は、全般的に全体平均よりも高く、子どもと家族のための消費に意欲的。
■「パパと子どもだけのお出かけが、楽しいと感じている」パパは全体の2/3(66.2%)。
また、「子育て熱心パパ」では、8割(80.2%)。
2012年10月に設立された「博報堂こそだて家族研究所」は、子どもを持つ家族の消費やライフスタイルについて研究していますが、このたび、「現代パパの子育て事情(後篇)」をまとめたレポートを作成いたしました。今回のレポートは、前篇に続き2015年3月7日~3月8日に実施した調査を、後篇としてまとめたもので、長子年齢12歳までの子どもがいるパパ1,079人に、子育てに対する意識や、その実態について聞いたものです。
その結果、今どきのパパは、子育てを楽しんでおり、子ども、家族とのつながり消費に積極的であることがわかりました。さらに、「子育て熱心パパ」はその傾向がより顕著でした。なお、「子育て熱心パパ」とは、「父親も子育てに積極的に参加することが当たり前だと思う」という質問に対し、「非常にあてはまる」と回答した約3割(29.9%)のパパのことです。(詳細はこちらをご参照ください。)
今後もこそだて家族研究所では、様々な視点でこそだて家族の実態について研究・発表してまいります。
◆調査手法:インターネット調査
◆対象者:20~40代 0~12歳の子どもをもつ既婚男性
n=1079名 (長子年齢で割付 ウェイトバック集計にて分析)
◆調査エリア:全国
◆調査時期:2015年3月7日~3月8日
<調査結果ポイント>
■ 現在、パパがお金をかけているものは、「食品(41.0%)」、「家族との旅行(39.7%)」、「子どもの教育(25.0%)」。その一方、今後お金をかけたいものは、「家族との旅行(46.0%)」、「貯蓄(33.5%)」、「子どもの教育(28.0%)」。
■ 子どもを持ったことをきっかけに、パパが主体となり購入したものは、「ビデオカメラ(34.8%)」、「学資保険(28.5%)」、「自動車(25.9%)」。製品スペックや数値等で商品比較が必要な買物についてはパパが主役。
■ 「パパと子どもだけのお出かけが楽しい」と感じているパパは全体の2/3(66.2%)。また、「子育て熱心パパ」では、8割(80.2%)が、「パパと子どもだけ」の外出を楽しんでいる。
■ 半数以上(55.1%)のパパが、自分の子どもの写真を「携帯電話、スマートフォンの待ち受け画面」にしている。
■妻との会話の話題は、「子どもの体調や健康のこと(66.0%)」、「仕事や職場のこと(59.6%)」、「子どもの今日一日の様子(59.5%)」で子どもに関する会話が上位を占める。