小学生ママの4人に1人が「子供が疲れている」と回答。
■小学校高学年では3人に1人、低学年でも5人に1人が、「疲れている」とママが実感
■ママが考える疲れの理由は、「勉強や習い事が多い43.0%」「集団生活のストレス29.2%」
「睡眠時間が短い25.3%」「ゲームやテレビのやり過ぎ・見過ぎ25.3%」
■居住エリアで「子どもの疲れの理由」に差異。
「勉強や習い事が多い」が地方よりも都市部が高スコア
2012年10月に設立した「博報堂こそだて家族研究所」は、子どもをもつ家族の消費やライフスタイルについて研究しています。今回のレポートは2016年3月2日~9日に実施した調査に基づき、「子どもの疲れとその理由」についてまとめたものです。調査結果から、小学生ママの4人に1人が、自分の子どもが疲れていると実感していることが分かりました。ママが考える疲れの理由は、「勉強や習い事が多い」がトップで、次いで「集団生活のストレス」、「睡眠時間が短い」「ゲームやテレビのやり過ぎ・見過ぎ」となりました。
こそだて家族研究所は、こそだてに関わる調査データ等をもとに、今後も行政や企業に提案をしてまいります。
【調査結果ポイント】
■ 小学生ママの実感として、小学生の4人に1人(26.9%)が疲れている。
低学年で5人に1人(21.1%)。高学年では、3人に1人(33.2%)が疲れており、慢性的な疲れは約1割(9.5%)。
※疲れている:「慢性的に疲れている」「週に2,3日疲れている」と答えた合計
■ ママが考える理由のトップは「勉強や習い事が多い43.0%」。次いで「集団生活のストレス29.2%」、「睡眠時間が短い25.3%」「ゲームやテレビのやり過ぎ・見過ぎ25.3%」。低学年でも「勉強や習い事が多い」が4割を超す。
■ 子どもが疲れた時の対処法は「充分な睡眠」が77.6%でトップ。次いで「やりたいことを自由にさせる 36.2%」「おやつ等子どもの好きなものを食べさせる 24.7%」特に低学年ママは「睡眠の充実」と「好きなものを食べさせる」が高い傾向。
■居住エリアで異なる「疲れの理由」。
居住するエリア(都市部、地方)によって、子どもの疲れへのママの実感や、対処法は大きな差異はないものの、
疲れの理由では傾向の違いが明らかに。「勉強や習い事が多い」が地方よりも都市部が高スコア。
「先生や学校の集団生活のストレス」「運動不足」は地方の方が高い傾向。
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