社会課題の背景が複雑化している。
社会や組織が抱える課題が複雑化していると言われています。その背景には、課題が高度化し、理解するには科学的な専門知識を必要としたり、社会にかかわる人たちの立場や価値観が多様になっていることにあります。
難しい課題に対して、生活者の理解や共感が簡単に得られなくなっていることから、さまざまな立場や思想を尊重した政策や制度づくりが求められているのです。
「わかりあい™」4つのポイント
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- 結論が出てから情報を提供する一方通行のコミュニケーションではなく、関連するステークホルダーや地域市民が一体となって解決策を導く仕組みをつくります。
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- 表層的な課題解決の方法ではなく、バックキャストの思考法等も用いて、理想の未来像を共有してから決論を導き出します。
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- 専門的な難しい課題も、できる限り噛み砕いて分かりやすく表現し、グラフィック等も活用しながら、理解しやすい加工や編集を行います。
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- プロジェクトの進捗を適宜情報公開し、オープンで開かれた運営を行い、合意形成プロセスを見える化します。
「わかりあい™」は、普通に暮らす人たちが、
「自分のこと、地域のこと」として
合意形成プロセスにかかわる
プロジェクトをプロデュースします。
「わかりあい™」がプロデュースできるテーマは多岐に渡ります。
- ・医療制度
- ・医療倫理
- ・育児支援
- ・福祉制度
- ・教育制度
- ・科学技術政策
- ・都市計画
- ・遺伝子組み換え食品
- ・エネルギー問題
- ・統合計画づくり
- ・地域の再活性化
- ・地域再開発
- ・道路、河川整備
- ・防災計画
- ・環境保護
- ・ゴミ問題
- ・農業改革
- ・企業ビジョン変更
- ・新給与制度導入
- ・事業統合
「わかりあい™」は、課題の分析から結論のまとめまで、多くの専門スタッフがかかわるプロジェクト全体のマネジメントを行います。
ソーシャル・エンゲージメント・プロジェクトでは、課題や地域特性等に応じ、生活者発想をベースに、多様な合意形成方法の中から、最適な手法を編み出し、ステークホルダーの参加や対話を通じた、合意支援プログラム「わかりあい™」の開発、提供を行うことを目的として活動している。
問題の要因や背景を探り、
論点を整理・分析します。
- ・ステークホルダー分析
- ・ステークホルダーインタビュー調査
- ・グループインタビュー
- ・一般生活者意識・実態調査
- ・問題のフレーミング分析
課題に応じて、最適な市民参加型の
手法を設計し、実施します。
- ・市民ワークショップ
- ・ステークホルダー会議
- ・コンセンサス会議
- ・ハイブリッド会議
- ・討論型世論調査
- ・共同事実確認手法
参加型手法で出た意見や考え方を
整理・分析し、結果をまとめます。
また、課題解決の考え方や
方向性を結論としてまとめます。