今どきのパパは、8割以上が子育てに積極的。
仕事と子育ての両立が必要だと思うパパも8割。
■子育て熱心パパの約7割は「仕事を通して自分の能力や可能性を高めたい」と考えている。
■仕事と子育ての両立ができると思うパパは半数以下の45.4%。
■仕事と子育ての両立のために必要なのは「パパの意識改革」58.0%、「職場の理解」53.1%。
2012年10月に設立された「博報堂こそだて家族研究所」は、子どもを持つ家族の消費やライフスタイルについて研究していますが、このたび、「現代パパの子育て事情(前篇)」レポートを作成いたしました。今回のレポートでは2015年3月7日~3月8日に実施した調査をまとめたもので、長子年齢12歳までの子供がいるパパ1,079人に、子育てに対する意識や、その実態について聞いたものです。
その結果、子育てに熱心なパパの大半は仕事への能力開発にも積極的であることや、多くのパパは仕事と子育ての両立を望んでいることなど、リアルな子育てパパの実態が明らかになりました。
今後もこそだて家族研究所では、様々な視点でこそだて家族の実態について研究・発表してまいります。
◆調査手法:インターネット調査
◆対象者:20~40代 0~12歳の子どもをもつ既婚男性
n=1079名 (長子年齢で割付 ウェイトバック集計にて分析)
◆調査エリア:全国
◆調査時期:2015年3月7日~3月8日
<調査結果ポイント>
■子育てに積極的なパパは8割以上。子育て熱心なパパは、仕事への能力開発意欲も約7割と高く全体を上回る。
■男性でも仕事と子育ての両立が必要だと思うパパは8割を占めているものの、両立できると思うは半数以下の45.4%。
■仕事と子育ての両立のために必要なのは「パパの意識改革」58.0%、「職場の理解」53.1%。
■学校行事などの大きなイベントや子どもの看病などの突発的な理由は、職場の理解が比較的得やすいものの、子どもの送迎のための早退など日常的な育児については、職場の理解が得づらいと感じている。
■職場で子どもや子育ての話をしているパパは72.6%と、多くのパパが職場でも父親の一面を見せている。
■仕事よりも子どもを優先する項目は、第1位「運動会」、第2位「入園(学)式・卒業式」、第3位「発熱など子どもの病気」。