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博報堂、NYC Media Labに加盟 ―ARを用いたバーチャル空間におけるコミュニケーションプラットフォームの研究開発を開始

2019.02.19
#AR/VR/MR#イノベーション#グローバル#デジタル

株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)は、ニューヨーク市の大学及び研究機関とメディア、テクノロジー企業とをつなぐNYC Media Lab(米国・ニューヨーク州、Executive Director : Justin Hendrix)に加盟し、ARを用いたバーチャル空間におけるコミュニケーションプラットフォームの研究開発を開始したことをお知らせいたします。

近年、AI技術や仮想現実(VR)、拡張現実(AR)といったテクノロジーが急速な進展を遂げる中、スマートフォンなど身近なデバイスの性能向上により、生活者がテクノロジーを手元で扱えるようになってきました。今後、テクノロジーはより一層個人の生活の中に溶け込み、生活者一人ひとりの日常生活が大きく変わってくることが予測されます。

博報堂研究開発局では、先端テクノロジーにより新しく生まれるクリエイティブ表現や、予測される生活者の行動の変化を見据えたソリューション開発に力を注いでまいりました。その具体的活動の第一弾として、ニューヨーク市がテクノロジーによるイノベーション創出を目的に2010年に設立したNYC Media Labに加盟し、ARを用いたコミュニケーションプラットフォームのプロトタイピングを進めます。

博報堂は今後も、先端テクノロジーの領域における研究開発のスピードを高めるため、国内外で様々な企業や大学、団体とのアライアンスや共同研究などを進めてまいります。連携する企業や研究機関と共に、技術活用や実証実験、研究活動にとどまらず、社会に新しい価値を届けられるよう、先端テクノロジーを活用した新たなビジネス開発、ソリューション開発を目指します。

左)博報堂 研究開発局局長 青木雅人  右)NYC Media Lab Executive Director Justin Hendrix氏

株式会社博報堂 研究開発局局長 青木雅人
「NYC Media Labに加盟したことを大変喜ばしく思うと同時に、コミュニティにおける最初の日本企業となったことを光栄に感じています。我々が日本で有する知見や技術をニューヨーク市のそれと掛け合わせていくことによって、テクノロジーによるイノベーションの動きを加速させられると信じております。今後にご期待ください。」

NYC Media Lab Executive Director Justin Hendrix氏
「このようなコラボレーションによって、テクノロジーがもたらすイノベーションを国を越えて広めていくことができると同時に、社会に新しい価値を届けることができるのだと感じています。博報堂と共に、先端テクノロジーを用いた新しいビジネスソリューションの開発を進めていくということを今からとても楽しみにしています。」

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■NYC Media Labについて

VR/ARを含む最先端技術の集積都市としての街づくりを進めているニューヨーク市が、2010年に立ち上げたNPO団体。ニューヨーク大学、コロンビア大学をはじめとするニューヨーク市周辺の大学・研究機関、アクセラレータ・インキュベーターが参加しており、加盟する企業との共同研究・プロトタイプ開発を通じてニューヨーク市の人材及び先端テクノロジー産業の育成を行っている。
https://nycmedialab.org/

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