これまでの開催講座
「学んで実践! ロゴマークづくり」
開催日:2015年6月21日(第18回)/2016年10月23日(第30回)
- 講師:高嶋紀男(アートディレクター)
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内容:ロゴマークづくりのプロから、ロゴマークづくりの制作手順や発想のコツについてレクチャーがあります。その後、外部ゲストからロゴマークづくりの「依頼」があり、参加者の皆さんはチームに分かれて話し合いやアイデア発想を行い、自分が制作したロゴマークの発表を行います。
2015年6月21日に開催した講座では、NPO法人「キーパーソン21」さんからの依頼があり、2016年10月23日に開催した講座では、親子料理教室などを営む「nijiiro*cafe(にじいろ*かふぇ)」さんからの依頼がありました。
参加者の感想から
- 講師の方のプロフィールに「ロゴの意味を考えるのが好き」と書いてあり、疑問でした。しかし博報堂のロゴの意味を考えるうちに楽しくなっている自分がいて、「あ、そういうことか」と思いました。「人の意図を考える」ことの例がここにあるんだなあと、ロゴのすごさを感じました。私たちが何気なく見ているシンプルなものには、こんなにたくさんのモノが込められているのかと驚きました。ロゴを考えながら、「これが使われたら……」「この人のアイデアが使われたら、私は意味が分かるのだろうか?」と考えさせられました。
- ロゴの制作には、絶対に何人かでの話し合いがないとできないと思いました。実は夏休みに、私の出身中学の「設立10周年記念ロゴ」の募集があり、応募して採用されたのですが、あまりしっくりくるものになりませんでした。たぶんそれは、話し合いの不足が原因だと思います。これからは今日学んだことをもとに、そういった取り組みに参加していこうと思います。
- ロゴマークひとつひとつに人の思いが込められているのだなと感じました。自分ひとりで考えている時には出てこないようなアイデアが、グループ内で話し合いをすることでたくさん出てきておもしろいなと思いました。私は絵を描くことがあまり得意ではないので心配でしたが、今回のロゴマークは上手い下手でなく、私の好みやアイデアを込められたので良かったです。
- 1つのロゴマークもいろいろな角度から見ることで、たくさんの長所が分かるなと思いました。また、自分でロゴを作ったり、モノを作ったりする時には、いろいろな視点から見ることがいい作り方だと分かりました。ロゴを見つけたら、長所などいろいろな角度から見てみたいです。
- 「ロゴに意味と有機的なものを入れられる」という話が印象に残りました。
- デザインする楽しさをあらためて感じた。実際に依頼を受けて作業をしたので、企業体験をしているようで良かった。
- ロゴマークはシンプルで分かりやすいことが大切だと思いました。
- 情報をイメージして他の物に例えてみることが重要だと分かった。「オンリーなデザイン」が求められていると知った。