「新しい発想は、どこから来るのでしょう？」
もちろん、空から降って来たり、歩いてきたりはしません。でも、発想の「素」を誰か分けてはくれないか･･･そう思う人は少なくないはず。
中国のことわざに、「物は分け与えると減るが、感動は分け与えると増える」という話があります。発想の「素」も同じではないでしょうか。
例えば、異なる発想の「素」を持ったAくんとBさんがいたとします。Aくんは「今の世の中は丸いものに価値がある」と思っている。だから、街中の丸いものばかりが目につく。「やっぱり丸の時代だ」と。一方、Bさんは「今の人たちは赤い物に幸せを感じている」と思っている。当然、赤い物が目につく･･･「赤の時代でしょ」と。もし、二人が丸と赤で発想を止めてしまえば、先はありません。けれども、もし二人が発想の「素」を互いに投げ出し合ったら･･･「丸くて赤いってことはさ･･･もしかして、それって『暖かいものの時代』ってことじゃない！」新しい発想へ拡がっていくと思いませんか？ 《HASSO WALL》は、無関係だと思っていた誰かの発想の「素」と「素」を掛け合わせる〈発想の実験場〉です。

今回は、[新素材×フォント]。HASSO CAFFÈ×FUJIFILMのコラボレーションから見える気づきは、新しいアートの表現かもしれないし、新時代のインテリアかもしれません。《HASSO WALL》で、新しいきっかけや、手がかりを見つけてみませんか。