株式会社博報堂DYホールディングス、株式会社博報堂、株式会社博報堂DYメディアパートナーズの共同研究プロジェクト「コンテンツビジネスラボ」は、このたび『令和ヒットの方程式』を出版しましたのでお知らせいたします。
90年代のCD黄金期から縮小傾向にある国内音楽市場ですが、グローバルチャートでも存在感を高める国内アーティストたちの登場など、新しい時代のヒットが生まれています。
近年、ストリーミングサービスやオンラインライブ、ショート動画の普及により、音楽ファンの消費行動は劇的に変わりました。これらの変化は、音楽のヒットにどのような影響を与えているのでしょうか。本書では、コンテンツビジネスラボ独自の「コンテンツファン消費行動調査2024」のデータをもとにクラスター分析を行い、令和の音楽ファンの実態を明らかにしました。そこから導き出された「ヒットの方程式」とグローバルチャートに名を連ねるアーティストのヒット要因について考察しています。
音楽業界のみならず、様々なジャンルのコンテンツ業界のマーケターの方にとっても、新たな視点を提供する一冊です。
株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)で社会課題解決と得意先課題解決の両立を目指す活動に取り組む畠山洋平と堀内 悠が執筆した書籍『これからの地方創生のシナリオ』がこの度出版されました。
本書では、博報堂の「社会課題解決プロジェクト」メンバーが、過疎の進行する一自治体でリアルな社会課題と向き合い、解決サービスの社会実装に奮闘する姿をご紹介します。プロジェクトの取り組みは、交通・教育・福祉・地域振興からマイナンバーカードを活用したサービスなど、生活を支える多様なテーマに及んでいますが、本書では取り組みのスタート地点である「地域交通」を中心に取り上げます。事業者協力型ライドシェアともいわれる新しい公共交通サービス「ノッカルあさひまち」の開発実例を『地域創生MaaSマニュアル』として構想から実装まで紹介するとともに、プロジェクトに携わるさまざまな方の想いも掲載しています。社会課題に向き合う現場のリアルな想いと実例を通じて、地域を支えている同じような志を持たれる方々、地方や日本の未来に関心のあるすべての方に、少しでもお役立ていただければ幸いです。
※本プロジェクトについては、こちらのサイトをご覧ください。
株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)の、博報堂ソーシャル・クリエイティブ・プロジェクトは、このたび『答えのない時代の教科書 社会課題とクリエイティビティ』を出版しましたのでお知らせいたします。
本書は日々の生活の中で、様々な社会課題を捉え、クリエイティビティによる新しい視点からアクションを起こした11事例について、担当者への仔細なインタビューによって解説・紹介しています。また、法律家・弁護士である水野祐氏、国際的NGO「アース・ガーディアンズ」日本支部代表の川﨑レナ氏、博報堂DYホールディングスの戦略事業組織kyuの副会長でありIDEOの共同会長でもあるティム・ブラウンといった、多様な立場からみたクリエイティビティについてのインタビューも掲載。
博報堂は「クリエイティビティで、この社会に別解を。」というメッセージのもと、多様な個性や専門性が越境し、前例のない解や新しい価値を社会に提供していくことを志しています。本書は、少子高齢化・過疎化・社会の分断・環境問題…と社会課題大国と言われて久しい日本において、それらの解決に向けた新しい視点としてクリエイティビティの可能性を提示し、誰の身近にもある社会課題に対してどのように向き合っていくかのヒントが詰まっています。
9月28日(木)には、出版記念トークイベントを神保町の博報堂旧本社跡HASSO CAFFÈ with PRONTOにて開催予定です。また、その後同会場で本書を紹介する展示も予定しています。
株式会社博報堂のシンクタンク、博報堂生活総合研究所(以下 生活総研)はこのたび、『消齢化社会 年齢による違いが消えていく!生き方、社会、ビジネスの未来予測』を出版しましたのでお知らせいたします。
80代からプログラミングの勉強を始めた人。昭和のヒットソングをカラオケで歌う若者。「年齢にとらわれず新しいことに挑戦したり、自分らしさを追求したりする人を目にする機会が最近やけに増えてきた……」そう感じている方もきっと少なくないでしょう。生活総研は、そのような肌で感じていた社会の変化が、ここ数年に限らず30年という長期的なスパンで実際にデータ上に現れていたことを発見しました。そしてこの、生活者の意識や好み・価値観などについて、年齢による違いが小さくなる現象を「消齢化」と名付け、調査・研究を行っています。
消齢化社会とは何か? 消齢化によって、生活者は、ビジネスは、どう変わるのか?――本書では、30年におよぶ長期時系列調査「生活定点」の膨大なデータをもとに分析した消齢化の背景や、この先日本で起きそうな変化の仮説など、これまでの研究内容をご紹介しています。また、各界の有識者への特別インタビューも収録。「消齢化」という視点からこれからの社会、ビジネス、生活者を考えるためのヒントが満載です。
長い間「高齢化社会」という言葉に悩まされてきた日本ですが、「消齢化社会」として捉えなおせば、きっと明るい兆しが見えてくるはず。消齢化社会・日本の未来を一緒に考えてみませんか。
株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)のシンクタンクで「100年生活者」発想でシニアビジネスを開発・実施する、博報堂シニアビジネスフォース(代表:梅村太郎)はこのたび、『未定年図鑑~定年までの生き方コレクション~』を出版しましたのでお知らせいたします。
博報堂シニアビジネスフォースは、定年を意識し始める50代を中心とした世代を「未定年」と命名しました。本書では、未定年を幅広く捉え40代~50代をコアターゲットとしています。人生100年時代を生き抜くため、できるだけ早くから定年後を意識してほしいと考えたからです。
本書では「未定年」のロールモデル27名を取材・紹介しています。「未定年」時代にどう働き、どう学んでいるか。迷える「未定年」にとって参考になるエピソードを集めました。
<例>
・「早期退職」に大満足! 若者と仲良し未定年。(男性・57歳)
・理想に向かって「動き続ける」ママさん未定年。(女性・43歳)
・「人生スケジュール表」を作る準備派未定年。(男性・53歳)
・「過去の自分が助けてくれた」転職の達人未定年。(女性・54歳)
こういった27名の事例を「生き方ジャンル別」に分類。読者自身が「未定年」の方針を生み出せる
ことを目指しています。定年後どう生きるかを考える、そのためのヒントが満載です。
著者は、博報堂シニアビジネスフォースのメンバーで、コピーライターでありながら、国家資格キャリアコンサルタントを取得。固くなりがちなキャリア啓発本とは一線を画し、コピーのスキルを活かした読みやすい一冊。「図鑑」と銘打ったイラストは、生き方を一枚絵で独特のトーンで表現しました。
6月16日(金)には、出版記念イベントを紀伊国屋書店新宿本店にて開催。著者とロールモデルの中のお一人である内多勝康さんとのトーク・セッションをお届けします。
株式会社博報堂のさまざまな生活者データを活用し、新たな「ヒット習慣」を生み出すことを目的として活動する、博報堂ヒット習慣メーカーズ(以下 ヒット習慣メーカーズ)はこのたび、『本能スイッチ』を出版しましたのでお知らせいたします。
2020年に出版した「カイタイ新書」では、短期的ではなく中長期的なマーケティングを実現させるべく、いかに商品を習慣化させるか?についてのメソッドを紹介しました。今回は、その中でも特に反響のあった「本能スイッチ(※カイタイ新書の中では「触媒」)」にフォーカスを当て、深堀りしていきます。
「本能スイッチ」とは 、人間の本能を刺激する一見無駄だけどついつい欲しくなってしまう演出のこと。
なぜ歯磨き粉はミントの味がするのか?
なぜエナジードリンクは独特の液色をつけているのか?
なぜファストフードのパッケージは赤色と黄色の組み合わせが多いのか?
なぜハイボールはジョッキで提供するのか?
長く愛され続ける商品やサービスを分析すると、多くの場合、この「本能スイッチ」が巧みに仕込まれていることがわかりました。
デジタルサービスが増える中、いかに顧客体験(CX)を向上させるかが、ビジネス成長のキーポイントになってきました。しかし、効率性、合理性が優先される中、ついやってみたくなる衝動がおざなりになってしまいがち。そこに課題を感じたヒット習慣メーカーズのメンバーで、人の心を動かす「本能スイッチ」について執筆することになりました。
本書では、私たちが普段の業務を通じて発掘した様々な本能スイッチの具体事例を5つの「型」に分類して紹介していきます。新たなデジタルサービスを生み出そうとしている方、中期的に売れ続ける商品を開発したい方、マーケティング予算が少なく商品そのものを強くしたい方、人々が熱狂するコンテンツを制作したい方のヒントとなるような、「つい」クセになるポイントが満載です。
SIGNINGのチーフ・リサーチ・ディレクターである鷲尾和彦と、『tattva』編集長の花井優太が共同執筆を行った「カルチュラル・コンピテンシー」を出版しましたので、お知らせいたします。
「カルチュラル・コンピテンシー」は、異なる価値観、信仰、慣習、生活があることを前提に、主にソーシャルワーカーたちの間で用いられてきた言葉です。
個人が、文化・言語・人種・階層・民族的背景・宗教・その他の多様性を持つ人々に敬意を持ち対応していくそのプロセスは、医療領域だけでなく、文化的な価値や実装力を軸に展開される新たなビジネスの構想、地域資源を生かしあう生活圏とそのローカリティの涵養など、社会の中でより広く活かされていく発想であると私たちは考えています。
行きすぎた利益追及のゼロサムゲームで結果的にマーケットを干上がらせるのではなく、持続的に磨耗せずに市場を育てて行く方法はないのか?人間の営みにはまず「文化」が前提として存在し、そのユニークネスこそが不可欠ではないのか?サービス提供では、サービスを受ける側への文化理解が必要であり、尊重されるべきではないのか?そして既存のものを捉え直し、育てることで時代の流れに風化することのない営みの循環をつくり育てることの重要性。これらに焦点を当て取材した内容から新たな文化経済を生み出す方法知を探ります。
株式会社博報堂のシンクタンク、博報堂生活総合研究所(以下 生活総研)はこのたび、『30年調査でみる 哀しくも愛おしい40代おじさんのリアル』を出版しましたのでお知らせいたします。
本書では、40代男性の意識や行動、価値観について、生活総研が保有する膨大な調査データをもとに分析しています。
・あなたのこれまでの人生は何点ですか? 56.48点(全性年代中最下位)
・家族に対する自分の態度や姿勢に自信がある 42.6%(男性中最下位)
・知識・教養を高めるための読書をよくしている 21.7%(全性年代中1位)
上記はほんの一例。生活者の意識や行動、価値観などについて約1,400項目もの質問を30年間聴取し続けている長期時系列調査「生活定点」などのデータをご紹介しながら、Z世代やアクティブシニアなどに比べてあまり光が当たらない「40代おじさん」の“哀しくも愛おしい”生態に迫っています。
最新の「生活定点」2022年調査では、コロナ禍を経て40代おじさんの意識に大きな変化が起きていることがわかりました。難しく思われがちなデータを、40代の研究員が自らを省みながらリアルな視点でわかりやすくひも解いています。
ユニコーンの奥田民生さん、タレントの田村淳さん、テレビ朝日アナウンサーの弘中綾香さんが語る40代おじさんについての特別インタビューも収録。40代おじさんマーケティングのヒントとしていただければ幸いです。
株式会社博報堂の生活者エクスペリエンスクリイエティブ局 尾崎チームが「ファンの心を動かす一言発想法!―体験価値のつくりかたー」を出版しましたので、お知らせいたします。
商品やサービスのファンは、周囲に「語りたくなる体験」を求めています。
またビジネスやマーケティングにおける体験の位置づけが変わり、体験価値の重要性が増しています。
本書では、「ファンの心を揺さぶる価値ある体験づくり」に重要な一言発想法について、具体的な実例をあげて【基礎編】⇒【応用編】⇒【設計編】⇒【実践編】の4ステップで解説いたします。
読者の皆さまが本書を通じて、これからのマーケティングに必須の体験アイデア発想のヒントとしていただければ幸いです。
株式会社博報堂のシンクタンク、博報堂生活総合研究所はこのたび、『博報堂生活総研のキラーデータで語るリアル平成史』を出版しましたのでお知らせいたします。
本書は、生活総研が生活分野のあらゆる意識や行動、価値観など約1,400項目について、28年間聴取し続けているオリジナルの生活者調査「生活定点」のデータを題材に、総勢19名の各界の有識者にご執筆いただいたものです。
食、遊び、働き、家族、交際、消費・お金など多岐にわたるデータから、生活者の視点に立ったリアルな平成史と、データが示す未来を読み解く一冊となっています。
読者の皆さまが本書を通じて、平成とはどんな時代であったのか、そしてどんな未来が訪れるのか、さまざまなデータと共に想いを馳せていただけましたら幸いです。
株式会社博報堂の戦略CD/PRディレクターである菅順史が「なぜか『惹かれる企業』の7つのポジション―変化の時代を生き残る『ソーシャル・ポジショニング』―」を出版しましたので、お知らせいたします。
【本書のご紹介】
「ソーシャル・ポジショニング」とは、企業を取り巻く環境が急激に変化するなかで、社会から応援される企業になるために著者が開発したマーケティングのメソッドです。
市場の中で競合と比較したベネフィットを訴求するのではなく、社会の中で独自の役割を示す「ソーシャル・ポジショニング」がこれからのマーケティングの新しい武器になる時代。
本書では「ソーシャル・ポジショニング」を実践するための具体的なフレームを紹介しています。
「社会から応援される企業になるには、どうすればいいのか」「社会から応援されながら、社会を変えたい」と思っている方に、ぜひ読んでいただきたい1冊です。最新のマーケティング手法に触れていただいて、新しい時代のビジネス成長のヒントとしていただければ幸いです。
株式会社博報堂/株式会社SIXのストラテジック・クリエイティブ・ディレクター/UXデザイナーである藤平達之が「クリエイティブなマーケティングーパーパスを起点に新しい顧客体験をつくるPJMメソッドー」を出版いたしました。
【本書のご紹介】
「マーケティングやブランディングがどんどん難しくなっている」といわれています。
商品・サービスのスペックによる差別化が難しくなり、情報の供給過多による生活者の情報疲れ傾向は進み、デジタル広告手法の多様化でマネジメントは複雑となり、ソーシャルメディアは企業活動の透明化を促す。国内では少子高齢化と人口減少が進み、一方で企業はグローバルに活路を見出さなければならない。そんな、マーケティング/ブランディングが難しくなった今という時代に新しいアプローチとして注目を浴びているのが、著者の考案した最新の発想法であり実践型のアプローチである「PJMメソッド」です。
P:「パーパス」は存在意義。
「そのブランドが社会になぜ存在しているのか?」
「そのブランドがあると社会にどんないいことが増えるのか?」を規定。
J :「ジョブ」は、生活者がそのブランドにお金を払う本当の理由・欲求。
M:「モーメント」は、生活者がブランドを欲するリアルな瞬間のこと。
つまりPで「ブランドの存在意義」を決め、JとMで「リアルな欲求・瞬間」を明らかにする――。
その先に、ブランドとして提供するべき、本当の顧客体験が見えてくると著者は提言します。
博報堂グループの戦略CDである著者自身が考案した「PJMメソッド」を活用し、広告コミュニケーションにとどまらず、ゼロから金融サービスを立ち上げ、IoTプロダクトの顧客体験開発、事業統合推進、日用品ブランドのリブランディングに取り組むなど目の覚めるような実績を挙げています。
話題のDXとも親和性が高いPJMメソッド。
ぜひ本書で、新しい価値と顧客体験を生み出す、最新のマーケティング手法に触れていただければ幸いです。
このたび、博報堂生活総合研究所(以下、生活総研)が、書籍『デジノグラフィ ―インサイト発見のためのビッグデータ分析』を出版しましたので、お知らせいたします。
「デジノグラフィ」とは、デジタル空間上のビッグデータを「エスノグラフィ」(文化人類学などで用いられる行動観察)の手法を用いて分析することで、生活者の見えざる価値観や欲求を発見する、生活総研の新しい研究アプローチです。
本書では、検索履歴や位置情報・SNS投稿・自撮り画像・購買履歴など身近な行動データを徹底観察して生活者の本音(インサイト)を明らかにするほか、生活総研独自の分析手法やノウハウを誰もが活用できる「10の技法」としてご紹介しています。「ビッグデータ活用によってマーケティングを効率化することはできたが、新しい企画を生み出すヒントの発見にもつなげたい・・・」と感じている方にぜひ読んでいただきたい一冊です。
ビッグデータが持つ新たな可能性を提案する本書を、ビジネスアイデア創出のヒントとしていただければ幸いです。
※生活総研の「デジノグラフィ」特設サイト(https://seikatsusoken.jp/diginography/)で、本書で紹介している調査結果の一部をご覧いただくことができます。
激しい変化の時代に注目が高まる経営手法「デザイン経営」について、その実践と推進に深くかかわる著者が体系的に解説しながら、実装のための具体的な方法論をご紹介します。
ビジネスにデザインが重要であることは広く知られるようになりましたが、「経営にもデザインが必要だ」という認識は、まだ十分に共有されているとは言えません。しかし、先行き不透明な時代を企業が生き抜いていくためには、デザインという方法論・思考法を経営に活用していくことが不可欠です。
著者の永井一史は、長年にわたりアートディレクター/クリエイティブディレクターとして活動し、様々な企業が抱える経営や組織の課題をデザインの力で解決してきました。また経済産業省・特許庁「産業競争力とデザインを考える研究会」の委員を務めたことをきっかけに、国内企業に向けた「デザイン経営」の普及啓発にも携わっています。そうした中で出会った経営者の方々からの、デザイン経営について体系的に知りたい、実践する方法を学びたいという声を受けて、本書をまとめるに至りました。
本書では、「デザイン経営」とは何か、なぜ、この時代の経営にデザインが必要とされているのかを改めて振り返りながら、デザインを経営に実装するためのロードマップと具体的な方法論をご紹介しています。
デザインとは「より良くする」こと。より良くできる可能性があるところすべてに、デザインは寄与できるはずです。本書から、ひとりでも多くの経営者が、自社の未来に新たな可能性を見出して頂ければ幸いです。
博報堂マーケティングスクールが、『超図解・新しいマーケティング入門~生活者の価値を創り出す「博報堂の流儀」~』を出版いたしましたので、お知らせいたします。
生活者主導社会においては、マーケティング型経営の重要性が高まっています。マーケティング部門はもちろんのこと、多様な部門がマーケティングに関わるようになりました。
本書は、より多くの方がマーケティングの基礎知識を1テーマ5分で理解できることを目指した、「インフォグラフィックス」による図解型のマーケティング基礎知識の入門書です。3C、STP、4Pなどの基本的なフレームワークから、DX時代に欠かせないデータの基盤や活用などデジタルナレッジまで、押さえておきたい基本要素が詰まっています。
サブタイトルに「生活者の価値を創り出す博報堂の流儀」とあるように、テーマごとに、従来のマーケティングの<ベーシックな概念図>と、博報堂の現役マーケター21人が生活者への価値創造を行う日々の業務を通じて見出した<実践的な新しい概念図>を、鮮やかな「インフォグラフィックス」と共にわかりやすくお伝えする構成となっています。
特に、マーケティング部門の新任の皆様や、既に業務に携わっていて、時折ベーシックな概念を見直したいマーケターの方々も、お手元においてご活用ください。
博報堂のクリエイティブディレクター/CMプラナーの井村 光明が、『面白いって何なんすか!?問題 センスは「考え方」より「選び方」で身につく』を出版いたしましたので、お知らせいたします。
きっかけは、社外のコピーライター講座の講師でありながら、生徒に「何が面白いのかわからない」と言われて凹み、悩んだことでした。面白いアイデアや企画を閃くためのコツはあるのか、閃くまでまつしかないのか、面白いとは何かの答えにたどりつくまでを実例のストーリーとともに紹介しています。
笑って感動する、異色のエッセイ風ビジネス書。ビジネスマンなら一度は経験する苦悩が少し軽くなるかもしれません。是非ご一読ください。
このたび、博報堂CSRグループの川廷昌弘が、「未来をつくる道具 わたしたちのSDGs」を出版いたしましたのでお知らせします。
SDGsが国連で採択されてから5年が経過し、日本においても大企業を中心にその目的など必要性に応じて浸透してきています。2020年、小中学校の学習指導要綱にも組み込まれたことから、SDGsの普及は急速に進むと予想されます。しかしその一方で、「内容は知っているが取り組んでいるわけではない」との声も多く、SDGsの本質的な理解はこれからとも言えます。
SDGs普及のために活動を推進する著者は、国連・日本政府や自治体・企業のSDGs普及への取り組みについて、自らが実践してきた具体的アクションをベースに丁寧に解説するための講演を各地で行ってまいりました。この講演は「非常にわかりやすく、SDGsについて理解が深まる内容である」との評判が広がり、講演活動はさらに拡大していきました。
本著は、その講演の熱量をそのままにわかりやすく文章化した書籍です。SDGs採択への道のりから始まり、企業価値、地方創生、そしてお茶の間へ、さらに次世代へと、あらゆる立場の方にSDGsを“自分ごと”として捉えていただける内容になっています。
SDGs達成の目標は2030年。コロナ禍を乗り越え、具体的な行動へ突き進む「行動の10年」を開始したこの年に、一人でも多くの方にこの豊富な事例とヒントが詰まった著書に触れていただき、良き未来づくり道具箱としてアクションのきっかけとなることができれば幸いです。
博報堂のコピーライターの野澤 幸司が、『10分あったら、どう考える? ~「なぜ?」「もしも…」が生み出す究極のアイデア法~』を出版いたしましたので、お知らせいたします。
さまざまな課題に対して言葉やアイデアで応えてきた筆者は、新しいアイデアを思いつくタイミングは、生活の中にあるスキマの時間が圧倒的に多いということに着目。「長時間考え抜いて、ふと力を抜いたり視点が変わったときにアイデアが出てくるような気がする」「スキマの時間以上に創作に向いている時間はないのでは?」という気づきから、スキマ時間としてわかりやすい「10 分」という単位で、筆者がやっていること/やってきたこと/やろうと思っている、発想のヒントをまとめました。
政治と不倫とドーナツの関係を想像するなら、どう考えますか?映画を観ていて、クレジットに気になる名前を見つけたりしませんか?こんなことをきっかけにした「スキマ時間の有効活用」です。
他に、テザリングの名前を変える/過去に付き合った人の共通点を探る/満身創痍の自分と戦うところをイメージする/脳内住み替えをする/カラオケビデオを分析してみる/タクシーの運転手に話しかける……など、ほんのスキマ時間でできる視点の変え方を紹介します。
アイデアづくりに困ったときに、お役に立てていただければ幸いです。
博報堂ヒット習慣メーカーズが、「カイタイ新書 何度も『買いたい』仕組みのつくり方」を出版いたしました。
成長社会から人口減少社会へと世の中が変化し、マーケティングは時代の転換期を迎えています。マーケティングの意味合いが、単発的に売れる「仕掛け」ではなく、持続的に売れ続ける「仕組み」へとシフトしつつあります。今求められているのは「売るための努力をしない努力」なのです。
本書は、一度だけ「買いたい」仕掛けではなく、何度も「買いたい」仕組みをつくる方法論をまとめたものです。何度も「買いたい」を分析していくうちにヒット習慣メーカーズがたどり着いたのは、生活者の「習慣化」です。新しい習慣は今までも生み出されてきましたが、その方法論についてはほとんど議論がなされませんでした。
習慣を生み出す方法として、3つのステップを定義しました。Prediction(習慣を予測する)→Addiction(習慣を設計する)→Conversation(習慣を広げる)の流れで考えることを、「PACフレーム」と名付け、それぞれのステップで必要な方法を具体的に解説しています。
難しい専門用語を減らし、わかりやすい記述を心がけましたので、マーケティングを志す学生や新人マーケター、また、普段直接マーケティングには関わらない職種の方々にも楽しんでいただける内容となっています。読者が手掛ける商品やサービスを通じて、新しい習慣が生まれ、よりよい社会になれば幸いです。
博報堂広報室CSRグループの大木浩士が、「博報堂流・対話型授業のつくり方」を出版いたしますのでお知らせします。
博報堂では7年前からCSR活動の一環として、中学校・高等学校の生徒を対象とした「H-CAMP」というオリジナルのワークショップ型授業を提供してまいりました。博報堂が最も大切にする力“クリエイティビティ”を体験を通して学ぶことで、生徒たちが自分の個性の可能性に気づき、自分らしく未来を切り開いていく人材づくりに貢献することを目指した活動です。2016年には経済産業省が主催する「キャリア教育アワード」で、経済産業大臣賞と大賞の栄誉に輝きました。
本著は、博報堂流のブレスト手法、ワークショップのファシリテーション技術、傾聴のノウハウなどを、学校で行う対話型授業向けにアレンジし、ノウハウやコツとしてわかりやすくまとめ、解説したものです。
いよいよ4月から教育改革が本格的にスタートします。授業には「主体的・対話的で深い学び」が求められ、日々試行錯誤し悩みを抱えている先生方も多いことと思います。この本には、対話型授業の「知りたい」が詰まっています。ひとつでも、ヒントやアイデアを拾っていただくことができましたら幸いです。
「自由にアイデアを考えろと急に上司から言われて困った」「チームの発想力が低くて困っている」「アイデアの質にバラツキがある」……。変化が激しい社会の中で、新しいアイデアを形にすることが求められる機会が多くなっています。しかし、良質なアイデアを出し続けるのはアイデア発想のプロだとしても難しいこともあります。
本書では、アイデアはひらめきではないことを指摘し、アイデア発想法のKJ法、ラダリング法などを紹介しながら、実際に博報堂がアイデアを形にするために研修で実践している内容や思考プロセスを解説しています。
また、アイデアの質をあげるために、フォーマットに沿い、「着眼点」を定め、ロジカルにアイデアを考える方法や、ポストイットやホワイトボードを使うのではなく、日常生活の“気づき”を仕事にいかすための手法なども紹介し、無理なくアイデア力を鍛えるコツを学ぶことができます。
アイデアのプロになりたい人向けではなく、事業会社の経営者や商品開発、新規事業開発、人材開発など、企画や発想が必要ではあるものの、これまでアイデア発想法を十分に学んだ経験がない方々にお読みいただければ幸いです。
博報堂ブランド・イノベーションデザイン副代表の深谷信介と、玉川大学文学部名誉教授の岡本裕一朗氏が、「ほんとうの『哲学』の話をしよう ―哲学者と広告マンの対話」を共著出版いたしましたので、お知らせします。
本書は、「広告」と「哲学」という対極的ともいえる立場から、それぞれの本質的な問いをぶつけ合うことでこれからの視座を見出すことを試みた、これまでにないアプローチの対談本です。
ビジネスやマーケティングの大切な要素の一つである「広告」と、ビジネスとは縁遠いイメージのある「哲学」という二極から議論をはじめたところ、思わぬ共通性が見出されました。
テクノロジーの飛躍的な発展によりビジネス界を取り巻く環境が急速に変化し、いままでのやり方・考え方が有効性を失う中で、私たちはどのように考え、いまの世の中をどう見ていくべきか。企業を、商品・サービスをどのように見つめ、テクノロジーにどう向き合い、いかにして新たなコンセプトを構築すべきか。対談を通じて見出された「広告」と「哲学」の共通項から、先の見えない時代のビジネス課題に立ち向かうためのヒントを提示しています。
博報堂のコピーライターの中村圭が、『説明は速さで決まる~一瞬で理解される「伝え方」の技術~』を出版いたしましたので、お知らせいたします。
すべての説明の悩みは「速い説明」を身につけることで解決する。
幼少のころから説明が苦手だった筆者が、「端的に、わかりやすい話をする」と周囲から評価されるようになったのは、「コピーライターの技術」を、説明の時に使うようになってからでした。
現在は情報過多の時代。人の頭の中には、長い説明を受け入れる余裕がありません。さらに働き方改革が進み、仕事を短時間で終わらせることが必要な時代に、「速い説明」は必須のスキルになっていきます。
本書では、「説明をとにかく短くまとめる」というコピーライターのテクニックを誰でも使えるカタチにして、話をわかりやすく、そして短く伝える「速い説明」のノウハウをまとめています。
●説明は「わかりやすい」だけではダメ
情報過多・スピード重視の現代では「わかりやすい」+「短い」=「速い!」説明でなければ相手に伝わらない。
●「ポイントは3つあります」はNG
よく聞くアドバイスだが、「3つもポイントがあるのか、長いな」と思わせてしまう。もっと端的な「伝わる言い方」がある。
●口ベタな人でもうまくいく!
著者はもともと「自分でしゃべっていることがわからなくなる」など「説明の劣等生」だったが「コピーライターの技術」を応用することで克服!
本書でそのすべてが身につきます。
1981年の設立以来、生活者に特化して研究を行っているシンクタンク:博報堂生活総合研究所(以下、生活総研)が、『生活者の平成30年史 データでよむ価値観の変化』を出版いたしましたので、お知らせします。
平成は、平静ではなかった。
生活総研が続けてきた長期時系列調査をもとに、平成という時代を政治・経済や社会の出来事からではなく、生活者の意識や価値観から振り返る一冊。書籍の体裁は時代の大きなうねりをご理解いただけるよう、多数のデータをグラフでわかりやすく紹介するスタイル。平成の生活者の変化が一目瞭然なのはもちろん、この先に起きる未来を見通すヒントも満載。2色。グラフや写真など、ビジュアルも豊富です。
本書でご紹介する、主な長期時系列調査
『生活定点』 1992年から隔年で実施。20~69歳の男女が対象
『家族調査』 1988年から10年おきに実施。妻の年齢が20~59歳の夫婦が対象
『子ども調査』 1997年から10年おきに実施。小学4年生~中学2年生の男女が対象
『高齢者調査』 1986年から10年おきに実施。60~74歳の男女が対象
※これらのデータは生活総研のWebサイト( https://seikatsusoken.jp/ )で一般公開中。どなたでも、登録不要・無償でご利用いただけます。
ぬいぐるみをおしゃべりにするボタン型スピーカー「Pechat」(ペチャット)などを開発・販売する博報堂のプロダクト・イノベーション・チーム 「monom」(モノム)の代表である小野直紀が『会社を使い倒せ!』を出版いたしましたので、お知らせいたします。
本書では、「広告会社でモノづくりをする」というプロジェクトを実現し、成功に導いた経験を元に、会社を辞めて転職するのでもなく、起業するのでもない、「会社を使い倒す」という第3の選択肢、その攻める働き方を実践的なエピソードと共に紹介しています。
・「会社でやりたいことができない」と悩んでいる人
・起業、または転職をしようか迷っている人
・会社で何か新しいことをやりたいが、具体的にどうしたらいいかわからないという人
そんな悩める方々に役立つヒントが詰まった一冊です。