亜細亜大学教授 経営学部 データサイエンス学科 教授
堀 玄
株式会社インビジ 音楽プロデューサー
高木 公知
株式会社インビジ 作曲家
米田 望
博報堂生活総合研究所 上席研究員
酒井 崇匡
博報堂生活総合研究所 上席研究員
佐藤 るみこ
酒井
昨年、ここにいるメンバーで手掛けた「ヒンドソング」プロジェクトは、新聞や情報番組など様々なメディアで取り上げられるなど、各方面から大きな反響をいただきました。
私たちメンバーとしても、AIを活用した音楽の創作について、それぞれに気づきや手ごたえを得たと思います。
その振り返りを通じて、「未来の音楽創作」のあり方を展望していこうというのが、今回の座談会のねらいです。
まずは、プロジェクトにおける各メンバーの役割を簡単に紹介しておきましょう。
最初に、生活総研の酒井と佐藤が、歌詞の時系列分析から、各年代のヒットソングに特徴的な「高頻度ワード」を特定しました。
続いて、堀先生が開発されたAI作詞システムを活用し、それぞれの高頻度ワードを含めることを条件として、年代ごとの歌詞を作成しました。
こうして出来上がった歌詞に、インビジの高木さんと米田さんがAIによる自動作曲システムでメロディをつけ、さらに人の手で編曲してレコーディングする……という流れでした。
https://www.youtube.com/watch?v=ImCoWa7ZrjI
さて、このプロジェクトを通じて、みなさんは実際にどんなことを感じられたでしょうか?