積水ハウス×博報堂 共同プロジェクト説明会速報レポート
~住まい手の生活行動データのAI解析で
潜在意識を可視化し、新サービスの共創を目指す~
2023.10.06
博報堂は、生活のデジタル化により、あらゆるモノや場がインターネットでつながる「生活者インターフェース市場」を標榜し、これまでさまざまな企業や団体と、新しいサービス・体験を共創してきました。そして今回新たに、「プラットフォームハウス構想」を推進している積水ハウスと、住まい手の無意識の「行動の源泉」(潜在意識)を膨大な「生活ログ」から可視化することで新たな価値創造を目指す共同プロジェクトをスタートさせました。
さる2023年9月20日、このプロジェクトに関する記者説明会が開催され、両社の担当役員より、その狙いとビジョンに関する説明がありました。
●生活行動データを活用し、住まい手のニーズに寄り添うサービス開発を目指す
吉田裕明(積水ハウス株式会社 執行役員 プラットフォームハウス推進部長)
吉田:1960年からの30年間は「安全・安心」な住まい。1990年からの30年間は省エネやユニバーサルデザイン(UD)を重視した「快適性」の追求。積水ハウスはこれまで、それぞれの時代のニーズに合った住まいを提案・提供してきましたが、デジタル化が加速する2020年以降の30年を見据え、生活行動データを活用した住まいづくりを考えたいと思いました。それが今回ご紹介する「プラットフォームハウス構想」です。