博報堂の社内プロジェクト「リーママプロジェクト」が、活動を通じて集めたママたちの迷いを払拭し、元気にする「糧ことば」。今回は、東京新聞の社内の若手有志が作ったチーム「次世代研究所」とリーママプロジェクトによるコラボ企画に、一般読者の方からいただいた糧ことばをご紹介します。
▽「お返しは 次の世代へ」
3児の母・主婦(67)
長男が通っていた幼稚園の先輩ママ友の言葉。子育て中の大変な時、優しい言葉をかけ、親切に助けてくれました。お返しを…と言ったら、「私にではなく、あなたが先輩ママになった時に、同じことをしてあげればよいの」と。5人の孫に恵まれた今、おせっかいかもしれないけど、実行しています。(東京新聞2016年11月23日掲載)
<リーママメンバーのコメント>
田中 和子:子育てにも仕事にもいっぱいいっぱいで、人に助けられてばかり、何一つ自分で成し遂げられてないかもしれないと不甲斐なく思う時があるかもしれません。そんな時、この言葉を掛けてもらったら、重荷がフッと軽くなるかもしれませんね。
今はできてなくても、きっとそのうち自分が次のママ達を助けてあげればいい。
この感謝の気持ちの世代循環、忘れずにいたいです!
森 真奈:自分が受けた親切のお礼は他の誰かを助けてあげることで返す。その連続。
誰にでも共通する糧ことばであり、上司や先輩からしてもらったことの感謝の気持ちは、自分の後輩にしてあげることで繋いでいく。
なんて、会社でも若い頃よく耳にしました。
あの頃は想像もしていませんでしたが、子育てで助けてもらったことは、これからのママ達に襷を繋ぎたいと思います。
高橋 志保:リーママプロジェクトのメンバーも、たくさんの方々の支援のおかげで、これまで仕事と子育ての両立を乗り越えて来られました。今度は、わたしたちが「次の世代へお返しする番!」。わたしたちの活動が、将来後輩や子どもたちが結婚・出産する時に、少しでもお役に立てればとの想いで、日々活動を行っています。
東京新聞でも『糧ことば』連載中
東京新聞の紙面やウェブサイトで、働くママたちが心の支えにしている「糧ことば」を連載中です。「女性が活躍する社会に」というけれど、子どもを育てながら働くってやっぱり大変。ママたちが子育て中に直面する壁を乗り越える勇気と知恵と元気を与えてくれる言葉は、子育て世代だけじゃなく、世の中全ての人を元気にする可能性を秘めているはず。東京新聞の若手有志による「次世代研究所」と博報堂のママチーム「リーママプロジェクト」がお届けするコラボ企画です。
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東京新聞サイト:http://www.tokyo-np.co.jp/feature/katekotoba/
※2016年5月29日付け朝刊紙面。画像クリックで拡大(PDFファイル)
「糧ことば」アーカイブ
糧ことばコレクションVol.0 ~ 連載はじまります
糧ことばコレクションVol.1 ~「掃除は月1回でも死なない」
糧ことばコレクションVol.2 ~「お願い上手になること」
糧ことばコレクションVol.3 ~「人生最高のモテ期よ!」
糧ことばコレクションVol.4 ~「育児は育自、子育ては己(こ)育て」
糧ことばコレクションVol.5 ~「抱っこできる時は あっという間」