博報堂の社内プロジェクト「リーママプロジェクト」が、活動を通じて集めたママたちの迷いを払拭し、元気にする「糧ことば」。今回は、東京新聞の社内の若手有志が作ったチーム「次世代研究所」とリーママプロジェクトによるコラボ企画に、一般読者の方からいただいた糧ことばをご紹介します。
▽「子どもは年の数しかできないんだよ。1歳で1つ。2歳で2つネ。」
2児の母・漢字教育サポーター(52)
2歳8カ月離れた息子たちが幼いころ、子育てに音を上げて、母に電話した時の回答です。3歳だった長男に当てはめて妙に納得し、気が楽になりました。(東京新聞2016年11月23日掲載)
<リーママメンバーのコメント>
田中 和子:焦らない、焦らない、ですね! 子どもも覚えるのは少しずつ、ママ業パパ業に慣れるのも少しずつ。でも、確実に子どもは大きくなるし、ママ業やパパ業も段々と板についてくるもの。朝の子どもの仕度に何分も掛かったとしても、自分の時間を持てなくてイライラすることがあったとしても、それは子どもと一緒に生活の地盤を固めている時期。一つ一つできるようになる姿を楽しんでいるうちに、あっという間に大きくなってしまうんだろうな、、、と思うことにしよう、今日から!
森 真奈:言われたことができない大人だってたくさんいるのに、、、ましてや相手は人生という扉を開けたばかりの幼いこどもですもの。特に一番上の子には色々求めがちでした・・・(改めて反省)。年の数よりも多くできちゃったら、すごいことなんだ!と思おう!捉え方をちょっと変えるだけでずいぶん楽になれますね。
高橋 志保:一人目の子供の時は、「他の子はもうつかまり立ちしてるのに、うちの子はまだ・・・」「保育園のお友達はもうオムツが取れているのに、うちの子はまだ・・・」と比較して焦ってばかりでした。それでも、小学生になる頃には親の手を借りずに一人でできることがどんどん増えていき、さみしく感じる時さえあります。その反省もあり、2人目の子供には多くを求めず、ゆったりと成長を見守っています。それでも、日々どんどん成長していく姿に、「そんなに早く大きくならないで~!」と思う日々です(笑)
東京新聞でも『糧ことば』連載中
東京新聞の紙面やウェブサイトで、働くママたちが心の支えにしている「糧ことば」を連載中です。「女性が活躍する社会に」というけれど、子どもを育てながら働くってやっぱり大変。ママたちが子育て中に直面する壁を乗り越える勇気と知恵と元気を与えてくれる言葉は、子育て世代だけじゃなく、世の中全ての人を元気にする可能性を秘めているはず。東京新聞の若手有志による「次世代研究所」と博報堂のママチーム「リーママプロジェクト」がお届けするコラボ企画です。
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東京新聞サイト:http://www.tokyo-np.co.jp/feature/katekotoba/
※2016年5月29日付け朝刊紙面。画像クリックで拡大(PDFファイル)
「糧ことばコレクション」
https://www.hakuhodo.co.jp/magazine/series/rymama/
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