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【時代の考現学vol.16】女の時代の光と影1 

2017.03.06
#生活新聞#生活総研

《生活新聞60号・1984/03/30》

「考現学」とは、様々な世相や生活などの現代の社会現象を調査・研究すること。ここでは【時代の考現学】として、博報堂生活総合研究所が発行していた「生活新聞」発行年当時の”生活”を紹介するものです。

3月8日は、「国際女性デー」。
この日にちなみ、33年前の1984年に発行された「女性」をテーマにした生活新聞をご紹介します。

女性を取り巻く環境が激変し、求められる役割が変わる中で、一般の主婦がどのような不安を抱いているかを明らかにした。子の教育、社会での存在感、夫への不満、老人問題という不安を抱えながら、主婦たちは既存モデルであった良妻賢母の幸せと自立への焦りで戸惑っているという。その他、不安主婦のグループと平均女性の差、女性を不安に落としこむ5つの悲劇をあげている。

「生活新聞」とは、1981年から2006年まで、生活総研が社内資料として発行していたもので、生活者の日常を生活総研の研究員が独自の視点で洞察・研究し、社会生活から日常生活のディテールまで、様々な手法を用いて生活に迫った研究レポートです。
  • 掲載画像には当時の社員向けのメッセージ等が 記載されていることをご了承ください。

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