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博報堂リーママプロジェクト・糧ことばコレクション~特別編⑦(高野優さん)

2017.07.28
#リ―ママプロジェクト

博報堂の社内プロジェクト「リーママプロジェクト」と東京新聞の社内の若手有志が作ったチーム「次世代研究所」が組み、東京新聞に毎週連載中の読者投稿企画「わたしの糧ことば」。今回は特別編として、東京新聞本紙生活面でエッセーを連載中の3人の糧ことばをご紹介します。

いつかは笑い話

▽いつかは笑い話

大学3年、短大1年、中学3年の3姉妹の母・漫画家 高野優(ゆう)さん

子どもが乳幼児期で大変だったとき、いつも自分に言い聞かせていた言葉です。当時は、娘3人の成長や子育ての悩みをカレンダーや手帳にメモしていました。「授乳後にゲップが出ない」と、毎日書いてある時期もありました。実際は、1年後には笑い話になり、温かい思い出に変わっていました。

私の場合、困ったことも「漫画のネタになる」と面白がれたのもよかった。大体のことは何とかなります。ユーモアをもって子育てをやり抜きましょう。

今、娘たちが大きくなり、朝の8時に学校へ送り出したら、次に会うのは14時間後。夜の10時です。あんなに欲しかった自分1人の時間ですが、案外ダイヤモンドのような輝きはない。お風呂でギャーギャー、食事でバタバタしていたころが、母親としては一番かっこいい時期だったんじゃないかな。(イラスト・高野さん)

高野 優(ゆう)

北海道出身。第1、第3金曜に「思春期ブギ」を連載中。主な著書に「よっつめの約束」(主婦の友社)、「高野優の思春期ブギ」(ジャパンマシニスト社)など。

東京新聞でも『糧ことば』連載中

東京新聞の紙面やウェブサイトで、働くママたちが心の支えにしている「糧ことば」を連載中です。「女性が活躍する社会に」というけれど、子どもを育てながら働くってやっぱり大変。ママたちが子育て中に直面する壁を乗り越える勇気と知恵と元気を与えてくれる言葉は、子育て世代だけじゃなく、世の中全ての人を元気にする可能性を秘めているはず。東京新聞の若手有志による「次世代研究所」と博報堂のママチーム「リーママプロジェクト」がお届けするコラボ企画です。
ご投稿はこちらで受け付けております。(現在は投稿の受け付けを終了しております。)
東京新聞サイト:http://www.tokyo-np.co.jp/feature/katekotoba/

※2016年5月29日付け朝刊紙面。

※バックナンバーは、こちらをご覧ください。

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