博報堂の社内プロジェクト「リーママプロジェクト」が、活動を通じて集めたママたちの迷いを払拭し、元気にする「糧ことば」。その中でも、ママたちから圧倒的な人気を集めている糧ことばをご紹介します。
<リーママメンバーのコメント>
田中 和子: まずは誤解の無きように。決して「物事をいい加減に終わらせてよい」という意味ではなく、ちょっと肩の力を抜いて完璧を追い求めることから解放されてみようよ、という言葉と受け止めてみていただけたらと思います。
働き方改革や残業時間削減を多くの企業が掲げ始めてから「時間には制限があるもの」という感覚はだいぶ広まってきたように思いますが、それでも多くの働くママ達は「働くこと」の成果と「家事育児」の成果の板挟みにあるのではないでしょうか? 限りある時間の中で仕事をこなし、家でも限りある時間で家事も子供の面倒や勉強もみてやらなくてはならない。そして巷では「時短術」や「ワークライフバランスの上手な取り方」が手法として謳われ、あぁ、できてないのは自分だけ?? と落ち込んでしまう。子供が小さい頃の私はそんな毎日でした。
仕事場でも家でも、為さねばならぬ事が山積みだと息が詰まってしまいそうになりますよね。そんな時には優先順位の低いことから「ま、いっか」で流していくと、小さな「ま、いっか」だったとしても不思議と気持ちはフワッと軽くなったことに目からうろこが落ちる気持ちで、なんでもっと早く色んな気持を手放さなかったんだろう? と、人生だいぶシンプルになりました。
あぁ、あれも出来てない、これも出来ていないと自分を責めるのではなく「やれるところまでやったんだから、ま、いっか!」と流して一晩寝てみると、昨日の悩みが嘘のように小さく見えることも。「ま、いっか」でシンプルライフを目指してみませんか?
東京新聞でも『糧ことば』連載中
東京新聞の紙面やウェブサイトで、働くママたちが心の支えにしている「糧ことば」を連載中です。「女性が活躍する社会に」というけれど、子どもを育てながら働くってやっぱり大変。ママたちが子育て中に直面する壁を乗り越える勇気と知恵と元気を与えてくれる言葉は、子育て世代だけじゃなく、世の中全ての人を元気にする可能性を秘めているはず。東京新聞の若手有志による「次世代研究所」と博報堂のママチーム「リーママプロジェクト」がお届けするコラボ企画です。
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