これは、新商品や新サービス開発の時に、生活者が本当に求めている商品・事業を企画するための発想法を身につけるプログラムです。
たとえば、マラソンブーム、インターネットでの野菜の購入、コンビニの100円コーヒー、10分で終わる散髪屋。
モノそのものはあまり変わっていなくても、生活者の習慣や行動を変えることで成功している事例です。
これらのケースに共通しているのは、「売り手発想の癖や罠にはまらない、鮮やかな発想の転換」ではないでしょうか。
このプログラムでは、ワークによって、陥りがちな思考の「罠」からの脱却することを目指します。
①フレームワーク依存のワナ対策ワーク
②市場拡大時のターゲット選定のワナ対策ワーク
③過度の製品スペック依存のワナ対策ワーク
ワークでは、 『生活者視点とは何か』をテーマに、いくつかの事例をご紹介するだけでなく、多くの成功事例の発想法を読み解いたり、チームでのアイデアワークを通じて、 実際に話し合い、手を動かすことで、調査からだけでは見えてこない生活者発想型マーケティングを実感して頂きました。
さらに、企業も背景もバラバラのメンバーでのグループワークを通して、誰もが、仕事を離れれば一人の『生活者』であるという感覚を体感いただけたと思います。
※掲載時プロフィールです。
大手コンピューター関連企業、アーサーアンダーセン ビジネスコンサルティング・マネジャーを経て、2001年博報堂入社。
通信、金融、アパレル、家電、化粧品、飲料、食品、外食等におけるマーケティング戦略立案、ブランド戦略立案、CI構築、事業戦略立案、新商品開発、店舗開発業務などに携わる。また、企業における戦略構築や生活者発想のビジネスワークショップのファシリテーターも多数実践している。
2004年、株式会社博報堂入社。様々な企業の企業ビジョンやブランド戦略、商品開発等のプロジェクトファシリテーションを担当。宣伝会議「ファシリテーション力養成講座」講師(2013~2015)。
著書に『買わせる発想 相手の心を動かす3つの習慣』(講談社)、『お客様を買う気にさせる「価値」の見つけ方』(KADOKAWA)など。
東京工業大学非常勤講師。