このページでは、2016年2月2日(火)に行われた博報堂マーケティングスクールの講義の模様をお届けします。
マーケティング戦略基礎コース DAY2【仮説/リサーチ】ベーシックセッションとは
まず、このセッションは「調査の仕方」を学ぶ講座ではありません。
「仮説思考」のもとに、調査会社へ発注するすることを前提として、よりよい調査結果を得ることで、調査結果から何かを発見できるようにすることを学びます。
そうすれば、「調査」はしてみたけど、何も発見ができない。。。ということはなくなります。
顧客動かすための「仮説」をどう発想し、組み立てるのか、そして、ただの「数字」であるデータをどうやってアイデアやアクションにつなげるのかを、を実践的に学びます。
豊富な受講者同士のワークを通して、楽しみつつ、より実践的に仮説作りや、調査企画、データの読み解く講座で皆様に学んでいただきました。
【当日の流れ】
1:知りたいことを知る、の基礎
特にマーケティングの「調査」で重要な事とは何かを学ぶ
2:定量調査を設計してみよう
「調査会社への発注者であること」を前提として、調査の組み立て方の基本を体験しながら学ぶ
3:定量調査を読む
データを読み解き、そこから戦略仮説を描き、提案までつなげることを体験しながら学ぶ
4:気づきの共有
【受講者の声】
「調査で一番重要ながら、ほとんどの人ができてない点『何を調べるか』を見出す方法がわかった」
「調査から戦略をつくる上で『仮説』という発想が今までなかったが、業務においても仮説を立てて、様々な切り口から市場を開拓していければと感じた」
「ここまでしっかりと教えてもらえる講座は、なかなかない!
※掲載時プロフィールです。
1980年神奈川県生まれ。
2003年東京大学教育学部卒、 同年、博報堂入社。
マーケティングプランナーとして教育、自動車、飲料、トイレタリー、外食などのコミュニケーションプランニングを担当。
2007年より博報堂大学こどもごころ製作所プロジェクトに 参加し、クラヤミ食堂など体験型コンテンツの企画、運営を担当。
2011年より生活総合研究所にて、生活者の未来洞察コンテンツの研究、発表を担当。「総子化」「インフラ友達」「デュアル・マス」などの制作・執筆に関わる。
2015年より博報堂買物研究所に異動。近未来の買物行動予測研究と、買物行動を起点としたマーケティングに従事。
博報堂買物研究所 クラヤミ食堂
共著:「総子化」「インフラ友達」「デュアル・マス」