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【カンヌライオンズ2018 レポートVol.1】
博報堂DYグループから今年も審査員が5名選出 ~アジアのクリエイティブ“怪獣” Yang Yeoがグループ初となる審査員長に!~

2018.05.25
#クリエイティブ#グローバル#広告賞

2018年6月18日から22日まで、 カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル(以下:カンヌライオンズ)が開催されます。広告関連フェスティバルの中でも、エントリー数・来場者数ともに最大規模を誇り、約100カ国から15,000人以上の来場者が集まり、全21部門に40,000点を超える作品が応募されるこのイベントは、広告を超えた様々な業界からの注目度を集めています。

今年も5人の博報堂DYグループ社員が審査員として選出されました。そして、博報堂DYグループ、カンヌライオンズ初となる審査員長に、博報堂のAPAC共同チーフクリエイティブオフィサーのYang Yeoが選出されるという快挙を遂げました!

審査員長:

【インダストリークラフト部門】Yang Yeo (博報堂APAC Co-CCO(共同チーフクリエイティブオフィサー))

審査員:

【プロダクトデザイン部門】小野直紀(博報堂monom コピーライター/プロダクトデザイナー)

【フィルム部門】新沢崇幸(TBWA\HAKUHODO シニアクリエイティブディレクター)

【メディア部門】※嶋田三四郎(博報堂DYメディアパートナーズ クリエイティブ&テクノロジー局 エグゼクティブ マネージャー)

【ダイレクト部門】※畑中翔太(博報堂ケトル インテグレーテッドキャンペーンディレクター)

※ショートリスト審査

審査員長 ■インダストリークラフト部門

Yang Yeo
博報堂APAC
Co-CCO(共同チーフクリエイティブオフィサー)

シンガポール生まれ。博報堂グループに加入する前はワイデン+ケネディ上海オフィスのエグゼクティブクリエイティブディレクターを務める。1992年、サーチ&サーチシンガポールで広告のキャリアを開始、BBHロンドンでグローバルな経験を積んだ後、ファロンシンガポール、香港の設立に携わり、TBWA上海在籍時には中国に初のカンヌゴールドライオンをもたらし、ジェイ・ウォルター・トンプソン上海在籍時には中国で初となるカンヌグランプリを獲得。彼がリードしたエージェンシーは2011年Campaign Asia Pacific誌の「Agency of the Year」を獲得し、クライアントは「Marketer of the Year」に選ばれ、彼自身も「Creative of the Year」を受賞。広告業界における名声だけでなく、空間・建築デザインでもよく知られた存在であり、2012年シンガポール共和国大統領トニー・タン氏から「Designer of the Year」を授与された。

「聴衆は待ってくれない。クライアントは即座に結果を求めてくる。そしてメディアチャンネルは劇的な増加を遂げた。これらの厳しい状況下では、質より量に注力した方が簡単かもしれない。
インダストリー・クラフト部門の審査委員長として、素晴らしいマーケティング成果だけでなく、それらの熟練された技、流儀、魂によって結果を出したブランド/プロジェクトリーダー達を讃えたい。」

審査員 ■プロダクトデザイン部門

小野 直紀(おの なおき)
博報堂monom
コピーライター/プロダクトデザイナー

2008年、博報堂入社。広告、空間、デジタルと幅広いクリエイティブ領域を経験する中で、多数のプロダクト開発業務に従事。2015年に、プロダクト開発に特化したクリエイティブチーム「monom」を設立。人と時代のインサイトを捉えた新しい視点を起点とするプロダクトの開発を行う。また、社外では国際的なアワードを多数受賞しているデザインスタジオ「YOY」を主催。その作品はMoMAはじめ世界中で販売されている。

「前回カンヌに行ったのは4年前。ちょうどプロダクトデザイン部門ができた年でした。その翌年、博報堂の中でプロダクト・イノベーション・チーム「monom」を立ち上げ、広告会社由来のクリエイティビティによるプロダクト開発・事業開発を模索してきました。今回のカンヌでの審査を通してその答えやヒントが見つかることを期待しつつ、社会や生活を実際的に変えていく力を持ったプロダクトに出会えることを楽しみにしています。」

審査員■フィルム部門

新沢 崇幸(にいざわ たかゆき)
TBWA\HAKUHODO
シニアクリエイティブディレクター

2001年に博報堂入社後、2007年よりTBWA\HAKUHODOに所属。ロサンゼルスのTBWA\CHIAT\DAYでの勤務の後、2012年より日本で日産、adidasなどのグローバルブランドのチームを率い、現在はTBWA\Media Arts Lab\Tokyoのクリエイティブチームのリーダーを務めている。日本で初めて日産にカンヌライオンズ受賞をもたらした他、日本の主な広告賞を多数受賞している。

「手法」は一巡し、「テクノロジー」は常識になり、やっぱり「ストーリーテリング」こそが広告の要だと誰もが気づき始めている。フィルムはそのど真ん中で戦う場所。この仕事を始めたころ、一番ワクワクし、憧れた場所。最高レベルの戦いを間近で見て、入社1年目のように貪欲に吸収してこようと思います。」

審査員■メディア部門

嶋田三四郎(しまだ さんしろう)
博報堂DYメディアパートナーズ クリエイティブ&テクノロジー局
エグゼクティブマネージャー

1995年博報堂入社。ラジオ局にて数多くのラジオ番組、キャンペーンの企画制作を行った後、音楽著作権マネージメント会社へ出向し、音楽著作権に関するライツビジネス、音楽コンサルティング、アーティストプロデュースを手掛ける。その後、博報堂DYメディアパートナーズにて、エンターテインメントコンテンツビジネスを経験。現在は、「メディア&コンテンツ&テクノロジー」を軸足においた「オーディエンス発想のクリエイティビティ」によるメディアコミュニケーションプロデューサーとして、様々な広告コミュニケーション開発業務やメディアコンテンツ開発業務などの、新しい「メディア体験」の創造を手掛ける。
2017年には、アドフェスト・メディア&エフェクティブロータス部門、スパイクスアジア・メディア部門の審査員を努めた。

「カンヌ審査員に選ばれて光栄です。世界各国から集まるアイデアに出会えること…今からワクワクしています!変化が特にはやいメディア環境の中だからこその…「メディア部門らしさとは何か?」を追求しながら、審査していきたいと思います。」

審査員■ダイレクト部門

畑中 翔太(はたなか しょうた)
博報堂ケトル
インテグレーテッドキャンペーンディレクター

2008年博報堂入社。プロモーション領域をドメインとしながら2012年から博報堂ケトルに参加。面白いアイデアと現場を好み、「こんなやり方があったのか!?」と言われるような型のないコミュニケーションプランニングで、人々の心と行動をデザインする。Cannes Lions、One Show、CLIO、D&AD、ADC、ADFEST、Young Cannes Lions日本代表など、これまでに5つのグランプリを含む国内外100を越えるアワードを受賞。

「カンヌ変革の年に審査員という経験をさせていただくことになり、とても光栄に思っています。様々な部門がなくなったり、統合されたりしている中で、ダイレクト部門は時代の流れに飲まれずに常に存在し続けてきました。それはこのダイレクトという概念の中に、“コミュニケーションの本質”が詰まっているからだと思います。世界の人を動かす骨太なアイデアたちに出会えることを楽しみにしています。」

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