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【カンヌライオンズ 2020-2021】博報堂グループから4名の審査員が選出。

2021.06.14
#アワード#グローバル

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年は中止となったカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル(以下:カンヌライオンズ)。今年は、6月21~25日までの開催が決定し、2年分の審査、受賞作品発表共にオンラインで実施されます。

博報堂グループからは以下4名が審査員に選出されましたのでご紹介します。

アウトドア部門 間部 奈帆(博報堂)

クリエイティブ eコマース部門 岩嵜 博論(博報堂)

ダイレクト部門(ショートリスト) 近山 知史(TBWA\HAKUHODO)

メディア部門(ショートリスト) 中尾 素子(TBWA\HAKUHODO)

<アウトドア部門>

間部 奈帆
博報堂 クリエイティブディレクター/コピーライター

【プロフィール】
PR職でIMCの基礎を幅広く経験し、クリエイティブ職へ。長年、ソーシャル視点と女性ならではの感覚を生かしながら、様々なキャンペーンをリード。近年は、コミュニケーション領域にとどまらず、経営戦略策定からコミットし、事業をスケールさせるプロジェクトにも従事。2018年にベトナム拠点で働いたことを機に、Hakuhodo International Unitに複属。海外拠点業務への参画や、Serviceplan等の業務提携先も含めたネットワーク強化に取り組んでいる。Spikes Asia 2019 Outdoor & Radio部門、Glass部門審査員。

【コメント】
カンヌライオンズ審査員という貴重な機会をいただき、とても光栄です。
「私たちが旅して回れない分、アイデアに旅してもらう時です」という審査委員長の印象的なフレーズ。From localのhuman insight/spirit に深く根ざしたアイデアこそ、online/offlineの垣根なく、物理的な距離も超えて、世界を軽やかに旅する。旅の途中で、そのアイデアは様々な人と出会い、口の端にのぼり、盛んにディスカッションされ、人々の感情や価値観を揺さぶる。そういう影響力のある旅をしたアイデアを讃えようよという意味だと理解しました。2年分の鮮やかな作品を通じて、そのダイナミズムを体験し、クリエイティブの視座を高めたいです。

<クリエイティブ eコマース部門>

岩嵜 博論
博報堂フェロー・武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科教授

【プロフィール】
博報堂において国内外の企業のマーケティング戦略立案やブランドコンサルティングに従事した後、イリノイ工科大学Institute of Designに留学。帰国後は博報堂ブランド・イノベーションデザイン局において、デザイン方法論を活用したイノベーション開発や新製品・サービス開発のコンサルティングをリード。その後、新規事業開発部門であるミライの事業室にて、新規事業開発やスタートアップ投資に携わる。2021年4月より博報堂フェロー/武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科教授。
主な受賞にRed Dot Award: Communication Design、D&AD Awards Design Transformation Categoryなど。著書に『機会発見―生活者起点で市場をつくる』(英治出版)など。

【コメント】
これまで数年間カンヌライオンズに参加する中で、クリエイティビティとビジネスの融合の進展を感じてきました。今回Creative eCommerce部門の審査員を拝命することになり、まさにクリエイティビティとビジネスの両者が交差するeCommerce領域において、世界から集ったクリエイティブリーダーたちと議論するのを楽しみにしています。

<Direct部門>

近山 知史
TBWA\HAKUHODO  Executive Creative Director

【プロフィール】
2003年博報堂入社。2010年TBWA\CHIAT\DAYで海外実務経験。
2011年よりTBWA\HAKUHODOで現職。カンヌライオンズゴールド、アドフェストグランプリ、
ACCグランプリなど受賞多数。2015年クリエイターオブザイヤー・メダリスト。

【コメント】
ダイレクト部門は年々定義が難解になっている印象がありました。
それに加えて今年度は史上初の2年にまたがる審査。審査員長からは事前に「世界の違いを理解するための時間を取ること」というメールが来ました。こんな時代だからこそ、評価できない/しづらいケースにこそヒントがあるという意識を持ち、「ダイレクト」の意味を再定義する挑戦の一端を担えればと思います。

<Media部門>

中尾 素子
TBWA\HAKUHODO Media Solutions Division 局長

【プロフィール】
1999年博報堂入社。ラジオ局、テレビ局スポット部を経て2006年よりTBWA\HAKUHODO にて自動車メーカーのメディアアカウントを担当。2017年より同社Media Solutions Division局長に就任、多数のグローバル&国内クライアントの幅広いメディア領域をリードしている。メディアの持つ幅広い可能性を信じ、プランニングの最適効率化のみならずBranded Contentsの企画立案やスポンサーシップまで、アイデアドリブンでメディアのクリエイティブな使い方を考え、媒体社やコンテンツホルダーの方々とco-createすることでクライアントの課題解決に貢献することがモットー。

【コメント】
入社以来20年以上メディア領域に携わってきましたが、このたび初めてカンヌライオンズ審査員を経験させていただくことになり、とてもワクワクしています!
優れたクリエイティブアイデアをお客様に届けるメディアの使い方という視点だけでなく、
それぞれのメディアやプラットフォームに接触するときの人々のマインドセットを生かした「メディア×クリエイティブ」の掛け合わせやコロナ渦におけるメディアのあり方の変化にも注目しています。この経験をみなさまと共有し、来年以降、博報堂グループのメディア部門でのチャレンジをさらに促進できたらと願っています!
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