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【スパイクス・アジア2022】 博報堂グループから5名が審査員に選出されました

2022.02.07
#アワード#クリエイティブ#グローバル#広告賞

スパイクス・アジアは、毎年シンガポールで開催されるアジア地域最大級の広告コミュニケーション・フェスティバルです。
今年も審査・フェスティバル共に完全オンライン開催が決定し、フェスティバルが開催される3月1~3日の最終日にアワードの結果発表が予定されています。今回のフェスティバル・テーマは「A New Creativity Dawns (新たなクリエイティビティのはじまり)」。
表彰に先駆けて、博報堂グループから以下の5名が審査員に選出されましたのでご紹介します。

佐藤 カズー (TBWA\HAKUHODO):Entertainment部門、Music部門
宮部 裕介 (HAKUHODO):Innovation部門、Creative Data部門
近山 知史 (TBWA\HAKUHODO):Social & Influencer部門
細田 高広 (TBWA\HAKUHODO):Brand Experience & Activation部門、Creative eCommerce部門
ジョセフィン リン (Unisurf Digital Marketing):Mobile部門、Digital Craft部門

Entertainment部門、Music部門 審査員長

佐藤 カズー
TBWA\HAKUHODO チーフ・クリエイティブオフィサー

1997年Sony Music Entertainment入社。Leo Burnettを経て2009年TBWA\HAKUHODO入社。
メディアの枠を超えたBig Ideaで、カンヌライオンズ金、CLIOグランプリ、D&ADイエロー、NY ADCグランプリ、文化庁メディア芸術祭など、これまで多数の賞を受賞。また2012年カンヌライオンズフィルム部門審査員、2017年カンヌライオンズプロダクトデザイン部門審査員をはじめ、ミュージック、デザイン、デジタル、プロモーションといった多領域に渡る国際賞の審査員をつとめる。
2011年JAAAクリエイター・オブ・ザ・イヤー・メダリスト。
2013年Campaign誌Japan/Korea Creative of the Year、2019年Pen誌 Creator of the year受賞。
趣味は広告のパトロール。

2017年にはじめてEntertainment & Music部門の審査委員長を拝命してから5年が過ぎました。2022年になりふと周りを見渡すと、当時まだ小さかったコンテンツプラットフォームやサービスがもの凄い勢いで成長し、今やメインストリームに。またZ世代やミレニアル世代にとっては、彼らがもっとも多くの時間を費やす場所として生活の一部にもなりました。ですがこういった場でブランドを輝かせるのは容易ではありません。ここで愛され、語られるブランドになるためには、優れたアイデアとオーディエンスとの絶妙な距離感が求められるでしょう。名だたるアジアの審査員とのディスカッションを通じて、エンターテインメントの今、ブランディングの未来を探究したいと思います。

Innovation部門、Creative Data部門 審査員

宮部 裕介
博報堂 CMP推進局 グループマネージャー

2004年に博報堂に入社。ストラテジックプラナーとして、様々な企業の事業戦略、マーケティング戦略の立案や商品開発に参画。2012年ASEANリージョナルストラテジックプランニングダイレクターとしてタイに駐在、生活総研アセアンの設立。アセアン生活者研究、マーケティングコンサルティング業務に従事。2019年よりアセアン・中国圏のDXビジネス推進体制強化に取り組む。2020年4月より現職。

Innovation部門と新設されたCreative Data部門の審査を通して、データやテクノロジーが効率化を加速するだけでなく、新たな価値や新たな市場を生み出した沢山の仕事に出会えることを期待しています。クリエイティビティとデータ・テクノロジーがどのような融合を果たしていくのか、様々なバックグラウンドを持つ各国メンバーとの議論を楽しみにしています。

Social & Influencer部門 審査員

近山 知史
TBWA\HAKUHODO エグゼクティブ・クリエイティブディレクター

2003年博報堂入社。2010年TBWA\CHIAT\DAYで海外実務経験。
2011年よりTBWA\HAKUHODOで現職。カンヌライオンズゴールド、アドフェストグランプリ、
ACCグランプリなど受賞多数。2015年クリエイターオブザイヤー・メダリスト。

カンヌライオンズからサイバー部門が廃止されたのが2018年。
スパイクスではデジタル部門が2021年で終わり、そして今年始まったのがこのSocial & Influencer部門である。
部門の廃止は、進化の歴史。「いらなくなった」のではなく「当たり前になった」。
だとすれば、2022年、ここからどんな当たり前を示唆していくのか。
「呼び名変えてるだけじゃね…?」って言われたらカッコ悪いですもんね。

Brand Experience & Activation部門、Creative eCommerce部門 審査員

細田 高広
TBWA\HAKUHODO エグゼクティブ・クリエイティブディレクター

博報堂入社後、TBWA\CHIAT\DAYを経て、2012年にTBWA\HAKUHODOに参加。
現在は自動車、アパレル、通信などグローバルブランドを中心にクリエイティブリードを務める。
その一方で、広告に限らず「ビジネス×創造性」を切り口に、企業のビジョン策定、新規事業開発、コンセプト開発などを手掛けてきた。カンヌ金賞、SPIKES ASIAグランプリなど受賞多数。
Campaign誌による「40 UNDER 40」や「クリエイティブパーソン・オブ・ザ・イヤー」にも選出された。
著書に「未来は言葉でつくられる」(ダイヤモンド社)などがある。

デジタル体験だけで、ブランドはつくれるのでしょうか。
広告に触れない世代を、どのように熱狂させられるでしょうか。
パーパスを自己満足なビジネスポエムで終わらせず、ビジネスを変えるきっかけにするには何が必要でしょうか。
いまブランドに携わる人が悩む問いに対して、結果を出した創造的な「答え」が集まる部門です。
お手本にすべき、価値ある仕事を見つけたいと思います。

Mobile部門、Digital Craft部門 審査員

ジョセフィン リン
Unisurf Digital Marketing (United Communications Group) グループ・クリエイティブディレクター

自分の限界を決めない情熱的なクリエイター。トラディショナル広告20年、デジタル広告11年の経験に加え、様々なオンライン・オフライン広告のクリエイティビティに精通。デジタル広告における台湾屈指のリーダー。
自身が手掛けた作品でNew York Festivals、One Asia Creative Awards、ADFEST、Spikes Asia、AD STARS、LongXi Awards、ROI Awards、Taiwan 4A Creative Awards、Times Asia-Pacific Advertising Awardsを受賞し、デジタル、統合、ソーシャルメディア、パフォーマンスの各広告分野で功績を挙げる。若手クリエイターに対する指導力も評価が高く、チームメンバーを台湾代表クリエイター候補に何度も導き、Young Lions CompetitionsやYoung Spikes Competitions、AD STARSで数々の賞を獲得させている。また、Taiwan 4A Creative AwardsやTimes Asia-Pacific Advertising Awardsといった名高い広告賞の審査員も務める。

スパイクスはクリエイティビティを称賛します。この先行きが不透明な時代の中、人々を刺激し人々の見方を変えるような素晴らしい作品が強く求められています。スパイクス・アジアの審査員を務めることを光栄に思います。台湾からクリエイティビティの力を目にすることを楽しみにしています。

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