こんにちは。ヒット習慣メーカーズの武藤です。
湿気がすごいですね!戻り梅雨のような天気で暑くジメジメしています。熱中症が懸念される中、そろそろマスクを外したいところですが、なかなか外すタイミングが難しいですね。
暑くて息苦しさを感じながらそんなことを考え歩いていると、前を歩いている女性が15cmくらいのものすごくコンパクトなパールチェーンのおしゃれなショルダーバックをしていたので「かわいいな~。私もほしいな〜」とまじまじと見ていました。すると、ストラップ部分をサッとたぐり寄せ、バック本体をなにやら指で押しだしたのです。どうやら暗証番号を入力していたようで、すごいセキュリティのバックを持ち歩いているな。と思いながらよく見たらバックではなくバックっぽい皮のカバーをしていたスマホでした。
なるほど!思い立った時、バックから取り出す手間を省くためにスマホを直接肩から斜めがけにしているんだ!なかなか便利だなと感心して検索してみると、ショルダーストラップを様々なそのモノに直接取り付けて利用している事例がいろいろと見つかりました。そこで、今回は「そのままショルダー」というテーマで、どんな習慣の兆しがあるのか見ていきたいと思います。
まず「ショルダーストラップ」という検索ワードをGoogleトレンドで調べてみると、下記のようにここ数か月でグンと上昇していました。では具体的にどんな事例があるでしょうか。
まずは、私がほしくなってしまった「スマホ」のショルダーストラップ。
SNSで検索してみるとたくさんの投稿があり、私が街中で見かけたパールチェーンと同じようなストラップやカラフルな皮のもの、クサリでできたものや花柄の布など多様なデザインがありました。女性だけでなく男性の投稿も見られ、幅広い人気が伺えました。
次に「マスク」をショルダーです。
こちらも実際に街中でマスクにショルダーをつけている人を見つけたのですが、熱中症が懸念される夏には非常に便利だと思いました。外出時、周りに人がいない時などはサッと外し、人に気づいた時にはまたサッとつけられる。しまう必要もないし、落とす心配もありません。移動途中にドリンクを飲む時などにも便利ですね!
そしてさらには「ボックスティッシュ」をショルダーです。
幼稚園教諭、保育士、介護士さんが外出時に使用している事例がありました。
赤ちゃんやこども、シニアのお散歩、ハイキング、食事の時や花粉症、風邪の季節の外出にはポケットティッシュでは足らないくらいの量を使用すると考えられるのでとてもいいと思いました。そして、こどもやお年寄りにボックスティッシュの角が当たっても痛くないように布でできているものがほとんどでした。
では、なぜ「そのままショルダー」が話題になっているのでしょうか?
まずは、事例でもお話ししたように、バックの中から探す→出す手間が省け、思い立った時すぐに使用できる利便性があげられます。さらに、自分にとって必要不可欠なものを肌身離さず身に着けることで、落とさない、無くさない、忘れないで済むだろうという安心感があるからではないでしょうか。事例で挙げたスマホやマスクに限らず、その人なりの必要不可欠なモノをショルダーストラップにつけて外出するといいかもしれませんね。
最後に「そのままショルダー」のビジネスチャンスを考えてみました。
調べるほどに、「そのままショルダー」は自分に必要なのではないかと思ってきました。多様なカラーがあってオシャレだし、どう考えても便利です。個人的にはスマホはもちろんのこと、暑い夏を乗り越えるためのハンディファンにショルダーストラップを付けて外出するのもいいかなと思いました。
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モノからコトへと消費のあり方が変わりゆく中で、「ヒット商品」よりも「ヒット習慣」を生み出していこう、と鼻息荒く立ち上がった「ヒット習慣メーカーズ」が展開する連載コラム。
感度の高いユーザーのソーシャルアカウントや購買データの分析、情報鮮度が高い複数のメディアの人気記事などを分析し、これから来そうなヒット習慣を予測するという、あたらしくも大胆なチャレンジです。
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6月の中旬から新しいフロアになりました。
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