お知らせ

生活動線起点のメディアビジネス開発を支援するグループ横断型組織 博報堂DYグループ「デジタルロケーションメディア・ビジネスセンター」を新設

2017.12.12

第一弾として「移動する生活者調査」を実施

株式会社博報堂DYホールディングス

株式会社博報堂DYホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:戸田裕一)は、生活動線起点のメディアビジネス開発を支援するグループ横断型組織、博報堂DYグループ「デジタルロケーションメディア・ビジネスセンター」を新設しましたのでお知らせします。また、本取り組みの第一弾として、「移動する生活者」に関する調査を実施し、興味深い結果が得られました。

デジタルロケーションメディア・ビジネスセンターは、従来のメディアプランニングで使われてきたオーディエンス属性や検索行動履歴だけでなく、生活者の一日における移動しながら変化する生活シーン(※1)と無意識下での気分の移り変わりを重視し、その動線上にあるメディアを再構築、また、新たなメディアビジネス開発を支援する専門組織です。中でも、デジタルサイネージやモバイルなど、生活動線上の接点を大きく拡大させる可能性をもつ“デジタルロケーションメディア”に着目し、適切な対象・時間・場所に応じた最適な情報をオンライン・オフラインの垣根を超えて届けることで、メディア価値の向上および新たなメディアビジネスの開発に繋げていくことを目指します。

このたび実施した「移動する生活者」に関する調査結果からは、生活者が平日一日平均5時間以上外出(※2)していることや、平均1時間移動していること、移動中は6割以上がスマートフォン(スマホ)/ケータイを利用していることなどがわかりました。また、各生活シーンに対応した意識や情報行動の分析結果より、生活動線上のロケーションと気分に応じて変わる生活者の「6つのモード」の存在が浮かび上がりました。

デジタルロケーションメディア・ビジネスセンターは、生活者の「モード」に関する知見を活用し、最適なコンテンツやタッチポイントを開発するプランニングフレームや、生活者にセレンディピティ(ハッとする情報に出会う)体験を提供するソリューションを開発してまいります。

なお、本取り組みは、“生活者データ・ドリブン”マーケティング対応力の強化の一環であり、上記の観点も含め、引き続き、生活者DMP(※3)を強化するなど、サービス提供体制の強化を図ってまいります。

  • ※1学校や仕事等の出発前、通勤や通学途中、学校や仕事の合間に休憩しているとき、家でくつろいでいるとき、友達と外出しているときなど。
  • ※2家または学校・勤務先の外にいる状態。
  • ※3当社グループがこれまで蓄積してきた独自の「生活者データ」に加え、デジタルテクノロジーの進化によって入手可能となった「リアルタイム・365 日の生活者による情報行動や購買行動のデータ」「メディアやコンテンツなどの接触・嗜好データ」と「先端テクノロジー」を掛け合わせて開発している、あらゆるマーケティング活動を計画・実行・管理する上での基盤となるもの。
【「移動する生活者」調査サマリー】
■生活者の平日の一日平均外出時間は約5時間。うち移動時間は平均1時間。
外出時間は性年代では男性40代と60代、女性10代と60代で高い傾向。
■移動中は6割以上がスマホ/ケータイを利用。10代20代女性では8割越え。60代は3人に1人が利用。
■生活者は、生活シーンに応じて気分や情報の受け取り方に変化。
「同じ路線の交通機関に乗っていても、通勤通学時と帰宅時で気分が異なる」と6割以上が回答。
また、「同じ場所でも訪れる状況によってイメージが異なる」と約6割が回答。
さらに、全体の約5割が「移動中に思いがけない情報に出会う」と回答。

→詳細はこちら

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