株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)は、2016年12月に発売したボタン型スピーカー「Pechat」の機能を進化させ、イヤイヤ期の子どもに効果のあるセリフで子どもの自主的な行動を促す新機能「イヤイヤモード」をアプリに追加搭載しましたのでお知らせします。
「魔の2歳」とも言われるイヤイヤ期について、博報堂の「イヤイヤ研」が実施した調査※1では、1歳半の子どもの56.8%でイヤイヤ期が始まり、2歳時には70%以上とピークを迎えます。その後徐々に減っていくものの、5歳後半でも24.2%がイヤイヤ期だと認識され、中でも「平日の協力者がいない」「専業主婦」のママが最もストレスを感じているという結果が出ました。
既にPechatをお使いのお客様からは、感想と共に「ぬいぐるみで促したら、子どもがひとりでトイレに行けるようになった」「毎日嫌がっていたハミガキを、自分からするようになった」といった活用法が寄せられています。博報堂はこれらの親子のコミュニケーションに関する知見を活かし、イヤイヤ期の子育てをサポートするための「イヤイヤモード」を開発しました。
本モードは、25のカテゴリー(「ごはんを食べない」「お着替えをしない」等)に、700種類を超える“イヤイヤ期に効くセリフ”が登録されており、子どもが自主的な行動を起こすことを促します。セリフについては専門家の監修と実態調査結果をふまえて考案し、実際に子どもの反応が良かったものを中心に搭載しました。
新機能はアプリ・アップデートにより提供され、既にPechatをお持ちの方は専用アプリをアップデートするだけで、無料で「イヤイヤモード」をご利用いただくことが可能です。
Pechatは、ぬいぐるみを通して親と子の心を通わせるツールです。今後も子育て世代をサポートする機能を搭載していくことで、次世代子育てアイテムとして、さらなる進化を遂げてまいります。
なおPechatは、先日発表された文化庁メディア芸術祭※2のエンターテインメント部門にて優秀賞を受賞しました。
詳細はこちら