国策の支援も強化され、女性の就労や社会的な活躍にさらなる期待が集まっています。
仕事にも前向きな働く女性たちは、自分のために時間やお金を使えることもあり、企業のマーケティングにおいても重要な存在。
しかし、一方で好みが細分化・多様化している彼女たちの心を、どうやってつかめばいいのでしょうか?
博報堂キャリジョ研では、2013年の発足以来、20~30代の子どものいない有職女性を、ゆるキャリからバリキャリまでニュートラルに「キャリア(職業)を持つ女性」として、「キャリジョ」と名付けて研究・発信を続けています。
パンケーキブームから数年。2017年には「インスタ映え」が流行語になり、婚活さえもアプリも使いこなしながら、情報収集の仕方や行動がどんどん変化しています。
そうした行動の先には、どんな価値観の変化が生まれているのでしょうか?
スニーカーやリュックなどカジュアルなファッションが流行ったかと思うと、肩だしファッションや刺繍ブラウスなど女性らしいファッションが次のトレンドになったり、その嗜好の変遷の背景にはどんな要因があるのでしょうか?
今回の講座では、2017年の新たな調査を元に、なかなかひとくくりにはしづらいイマドキの「キャリジョ」たちの生態をクラスターに分類。そのクラスターごとの行動特徴や奥深くに潜むインサイトを解説し、20~30代の「キャリジョ」をターゲットとしたマーケティングアプローチのヒントをご紹介します。
また、講座の最後には、ご紹介したクラスターやトレンドのナレッジをどう使ったらよいのか?を体験していただくために、簡単なプラニングワークを予定しています。
講座内容を使って“キャリジョマーケティング”の実践的な課題に向き合う時間にできればと思います。
【詳細、お申込はこちらから】
http://www.hakuhodo.co.jp/marketingschool/course/workshop20.html
※競合企業の方、学生の方は、お申込の際に、ご連絡をさせていただく場合がございます。
【 1 】 働く女の腹の底 ~多様化する女性の働き方・生き方~
多様化が進む「キャリジョ」たちを7つのタイプに分け、それぞれの特徴をご紹介。
キャリジョクラスター特有のトレンドやクラスターの使い方例も含めて解説していきます。
【 2 】 キャリジョマーケティング演習 ~アイデア発想~
これまでご紹介したクラスターやインサイトを活用し、商品やコミュニケーションのアイデア開発を考えるワークを行います。
2008年博報堂入社。マーケティング担当として化粧品、下着、美容家電、サプリメントなど主に女性ターゲットの新商品開発、ブランディングに従事。14年からは買物研究所で心理学知見を活かした潜在意識の測定(アイトラッキングやレスポンス・レイテンシー)を活用した調査をリリース。
また、2013年には社内横断プロジェクト「博報堂キャリジョ研」を立ち上げ、20~30代の働く女性(=キャリジョ)について研究中。