株式会社博報堂DYホールディングス
株式会社博報堂DYホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:戸田裕一)のグループ横断型組織「デジタルロケーションメディア・ビジネスセンター」は、生活動線上にあるメディアを再構築し、新たなメディアビジネス開発を支援する専門組織です(2017年12月設立)。このたび、昨年度に続き「移動する生活者」に関する第二回の調査を実施し、興味深い結果が得られましたのでお知らせします。
調査結果からは、生活者が一日平均5.4時間外出(※1)していることや、平均1.4時間移動していること、昨年に比べそれらが増加していることなどがわかりました。また、今年は関西でも調査を実施し、外出・移動時間で関東が長い傾向、移動手段における割合が関東では「電車」が高く、関西で「自転車」が高いといった特徴も浮かび上がりました。
加えて、今年は新しく東西の「街」に着目、時間によって移り変わる生活者の気分を集計し、「街の気分」として定義いたしました。その結果、同じビジネス街でも、大手町では平日の"緊張感"が目立ち、丸の内ではアフター7の"ワクワク"が目立つなど、違いがみられました。あわせて主要な東京の「街の気分」を地図に落とし込んだ「東京気分マップ」により、場所や時間によって変化する東京のあり様を可視化することができます。
「デジタルロケーションメディア・ビジネスセンター」は今後も、「移動する生活者」に着目し、時間や場所、シーンに応じた最適なコンテンツやタッチポイントを開発するプランニングフレームや、生活者に「新たな発見」や「気づき」を提供するソリューションを開発してまいります。
なお、本センターの取り組みは、"生活者データ・ドリブン"マーケティング対応力の強化の一環であり、上記の観点も含め、引き続き、生活者DMP(※2)を強化するなど、サービス提供体制の強化を図ってまいります。
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