博報堂生活総研アセアンは、2014年に設立して以来、アセアン生活者の洞察・提言を通し、アセアンにおける企業のマーケティング活動をサポートしてきました。Attamimiは、当組織において設立時より常に最新の生活者研究をけん引してきましたが、2019年に2代目の所長となりました。就任後、各拠点の現地研究員のハブとなり、より多種多様な視点を取り入れることで、未来の生活者ライフスタイルの潮流を鋭く読み解き、その分析結果をアジア各国のグローバル/日系クライアント企業に提供し、高評価を得てきました。
最近では今年の6月、新型コロナウイルスの渦中にあったアジアでも、生活総研アセアン初のオンラインフォーラムを開催し、11か国から参加した1,000人以上のメディアおよび企業関係者に、研究発表とマーケティングの示唆を提示しました。
生活総研アセアンの所長としての役割以外にも、インドネシアの博報堂グループ企業6社のストラテジックチームの統括責任者として、グループのビジネス拡大に貢献しています。
また、自社のビジネス以外にも、2020年のAPMF(アジア・パシフィック・メディア・フォーラム)や2019年インドネシア最大の広告祭「Citra Pariwara」の共同議長も務め、広告祭を成功に導いたこと、またコロナ禍で多くの人が職を失う中、フリーランサーを対象としたオンラインマーケティング講座を実施するなど、アジア広告業界全体の成長に尽力していることも評価の対象となりました。
2000年インドネシアの大学を卒業後、在インドネシアのグローバル系広告会社のストラテジック・プラニングディレクターを経て、2011年博報堂インドネシアに入社。2015年、エグゼクティブ・ストラテジック・プラニングディレクターに就任。以来、インドネシアの博報堂グループ企業のストラテジックチームの責任者として、企業のマーケティング領域における戦略立案企画などを行う一方、2014年から博報堂生活総合研究所アセアン研究員として参加、生活者視点で調査分析や発表を行う。2019年より、同研究所の所長に就任。