博報堂の次世代型コンサルティングチーム「博報堂ブランド・イノベーションデザイン」は、東京大学生産技術研究所のDLXデザインラボおよび博報堂グループの株式会社SEEDATAと共同で、2020年2月からスタートしたデザインリサーチプロジェクト「銭湯で、”これからのヘルシー”を考える」の展示イベントを12月10日に開催いたします。
本プロジェクトは、デザインの力によってイノベーティブな「これからのヘルシー」を構想し社会実装することを目的に、博報堂ブランド・イノベーションデザイン、東京大学生産技術研究所のDLXデザインラボとSEEDATAが共同で企画。三菱地所株式会社、日本たばこ産業株式会社(JT)、株式会社Xenomaの参画、東京・高円寺にある「小杉湯」の協力を得て、2月より一連のフィールドワーク、ワークショップとプロトタイピングを実施してきました。
様々な事象が急激に変化し不確実性が高い時代においても、「ヘルシー」は生活者の衣食住すべてに関わる普遍的な価値概念です。身体的・物質的な意味を超え、心のヘルシー、社会のヘルシーといった広がりを持つ概念として、ヘルシーはこれからの社会を形作るキーワードになると考えます。今回「これからのヘルシー」を考えるにあたり、近年若者を中心に価値が再認識されつつある「銭湯」を時代の芽として捉え、小杉湯と共に調査を設計し、銭湯でのデザインリサーチや来訪者へのデプスインタビューを実施しました。
今回のイベントでは、銭湯でのデザインリサーチをもとに生まれたプロトタイプを小杉湯の浴室に展示します。本展示を通じ
・カルチャーとイノベーションがどのように交差しうるか?
・リサーチにおけるクリエイティブとは?
・プロトタイピングにおけるクリエイティブとは?
・専門領域の異なる複数の団体・企業の協業にはどのような可能性があるか?
といった視点について考えていただくきっかけをご提供できればと思います。皆さまのご来場をお待ちしています。
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