このたび、博報堂生活総合研究所(以下、生活総研)が、書籍『デジノグラフィ インサイト発見のためのビッグデータ分析』を出版しましたので、お知らせいたします。
「デジノグラフィ」とは、デジタル空間上のビッグデータを「エスノグラフィ」(文化人類学などで用いられる行動観察)の手法を用いて分析することで、生活者の見えざる価値観や欲求を発見する、生活総研の新しい研究アプローチです。
本書では、検索履歴や位置情報・SNS投稿・自撮り画像・購買履歴など身近な行動データを徹底観察して生活者の本音(インサイト)を明らかにするほか、生活総研独自の分析手法やノウハウを誰もが活用できる「10の技法」としてご紹介しています。「ビッグデータ活用によってマーケティングを効率化することはできたが、新しい企画を生み出すヒントの発見にもつなげたい・・・」と感じている方にぜひ読んでいただきたい一冊です。
ビッグデータが持つ新たな可能性を提案する本書を、ビジネスアイデア創出のヒントとしていただければ幸いです。
仕様:四六判・229ページ
定価:2,035円(本体1,850円+税)
発行:宣伝会議
発売日:2021年3月5日(金)
Amazonリンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4883355101
■目次
1章:なぜ今、デジノグラフィなのか?
2章:隠れた本音と無意識をあばく
3章:膨大なデータ量がもたらす、驚きの解像度
4章:今日からはじめるデジノグラフィ10の技法
■本書の特徴
1. インフォグラフィックを多用し、調査結果をわかりやすく解説!
デジノグラフィによって明らかになった様々な発見を、インフォグラフィックを多用して楽しく、わかりやすく伝えます。
2. Yahoo!知恵袋、メルカリ、オンライン家計簿Zaimなどとの共同研究成果を発表
Q&Aサイトやフリマアプリ、オンライン家計簿サービスなどをはじめとする、多数の外部パートナーとの共同研究の成果を紹介。身近なサービスに蓄積されたデータを分析することで、いまの日本人の行動や意識を浮き彫りにします。
3. 今日から使える、デジノグラフィの10の技法とノウハウを全公開
生活総研がこれまで蓄積してきた10の技法を、誰でも使えるデジノグラフィの手法として全公開。特別な解析や専門的なスキルは必要ありません。文系でもエクセルが使えれば十分できる、ビッデータ分析のノウハウを公開しています。
■ 生活総研「デジノグラフィ」特設サイト
https://seikatsusoken.jp/diginography/
※本書で紹介している調査結果の一部をご覧いただくことができます。
≫PDF版はこちらから