株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)の社内プロジェクトで働く女性(キャリジョ)の研究をする「博報堂キャリジョ研」は、20〜50代の働く男女を対象とし、結婚・育児における働き方に関する意識調査を実施しました。
昨今、女性のキャリアや出産・育児に関するイシューに注目が集まり社会課題としての解決が求められていますが、男性に向けた育休制度の設置や企業内の支援プログラムの拡大など、男性の行動変容や周囲の環境整備からのアプローチも加速しております。そこで、本調査ではこれまで研究対象にしてきた働く女性に加え、男性までを対象にして結婚・育児における働き方に関する意識を調査したところ、性別及び年代による意識の差が見受けられました。調査結果の主なポイントをご紹介いたします。
今回の調査結果から、20代の若年男性の出産・育児への積極的な参加姿勢、職場の制度に対する意向や、ジェンダーに関わらず家事や子育てなどと仕事のワークライフバランスを求める兆しが見られました。
また、共働き世帯が増加したいま、家事育児へのフラットな分担意識が女性を中心に高まっている様子もうかがえました。
博報堂キャリジョ研は、女性の幸せを起点に、ひとりひとりが生きやすい社会を目指し、今後もナレッジ提供や商品・サービス・事業開発のプラニングなどの協業ワークに取り組んでまいりたいと思います。
【調査概要】
調査名称:結婚・育児における働き方意識調査
調査時期:2022年10月14日~2022年10月21日
調査方法:インターネット調査(全国)
調査対象者:20~50代の働く男女2000人(男性400名、女性1600名)
※総合・専門・一般や派遣・パートアルバイトなどは問わない、個人年収200万円以上、未既婚は問わない、子供の有無は問わない
※女性は2020年国勢調査20-59才女性・就労人口構成比に準じて割付。
男性は各年代セル均等に割り付け・回収後、集計時に就労人口構成比に準じたウェイトバックを実施して分析
調査主体:博報堂キャリジョ研
調査委託先:マクロミル社のモニターを利用
※アンケート画面はエム・アール・エス広告調査㈱が作成
【博報堂キャリジョ研とは】
「働く女性(キャリジョ)」を研究する有志で立ち上げられた、博報堂および博報堂DYメディアパートナーズの社内プロジェクト。「女性の幸せを起点に、だれもが生きやすい社会」の実現を目指し、「家庭内ジェンダーギャップ」「女性特有の健康課題」「女性活躍支援」という3つの女性にまつわる社会課題を中心に、調査データ及びナレッジの提供や、専門知見を生かした企業コミュニケーションや事業コンサルティング、メディアでの情報発信によるソーシャルアクションを行っています。
公式ホームページ:https://www.hakuhodo.co.jp/career-woman-lab/
博報堂キャリジョ研へのお問い合わせ: career-woman-lab@hakuhodo.co.jp