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博報堂生活総合研究所「若者調査」30年変化の結果を発表
~親子/交友/働き/学び/環境などで大きな変化~

2024.07.03
#リサーチ#生活総研

博報堂生活総合研究所は、1994年から30年ぶりに、19~22歳未婚男女を対象にアンケート調査「若者調査」を実施しました。30年間で社会環境が大きく変化する中、若者の意識においても人間関係や働き、学び、環境意識など幅広い分野での変化が調査結果から明らかになりました。
※30年前の調査対象者は、"団塊ジュニア世代”と呼ばれる人たちで、今回の対象者の親世代(現在49~52歳)にあたります。

【親子】若者にとって、母親の存在感が大きく高まった30年​

2024年「母親と共通の趣味がある」若者は、過半数に転じた

・「母親と共通の趣味がある」若者は50.7%。1994年から+20.8ptの増加
・「父親と共通の趣味がある」若者も30年で増えているが、母親の増加量の方が大きい

30年前は父親が担っていた役割も、現在では母親がメインに

・「尊敬する点が一番多い相手」は、「母親」が1994年から+14.6pt増加して、「父親」を逆転
・「自分の価値観や考え方に一番影響を与えている相手」は、かつては父母で大きな差はなかったが、2024年に「母親」が+19.6ptと大きく伸長

【交友】
●30年で加速した、若者の恋愛離れ
●交友関係は「異性」より「同性」重視へ

2024年「デートをする相手がいない」若者が、過半数に転じる

・2024年「デートをする相手がいない」若者は67.3%。1994年から+22.1ptと大幅増

「今一番欲しいもの」ランキングでは、「恋人」は5位から10位に転落

・1994年に5位だった「恋人」は、2024年には「10位」と大きく順位を下げた
・1994年のTOP3は「お金」「ツキ・運」「能力」で、2024年のTOP3は「お金」「時間」「自由」がランクイン

そばにいて欲しい人は、「同性」が「異性」を逆転

●「自分にとって居心地のいい組み合わせ」「落ち込んだ時に一番そばにいて欲しい相手」ともに、1994年では「異性」が多数派だったが、2024年には、いずれも-20pt以上の大幅ダウン。
一方、「同性」は30年で大幅に増加して過半数に転じ、「異性」を大きく上回った

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