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博報堂、地球環境保護をテーマにプロダクト開発に取り組む「DG TAKANO」に出資

2024.08.29
#グローバル#ミライの事業室

株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)は、このたび、最大95%の節水ができるノズル「Bubble90(バブル90)」、水ですすぐだけで汚れも細菌も落とせる食器「meliordesign(メリオールデザイン)」などを開発・販売し、世界の社会課題・環境問題解決に取り組む株式会社DG TAKANO(本社:東京都台東区、代表取締役:高野雅彰、以下DG TAKANO)に対し、出資することを決定いたしました。

DG TAKANOは「知識と革新で、人と地球の共奏を実現する。」というビジョンを掲げ、水問題をはじめとする地球環境問題の解決に取り組む企業です。水問題に加え、エネルギー問題や食料不足などの課題解決にも取り組み、またサウジアラビアの国家プロジェクトに参画するなど、海外展開を強化しています。
博報堂グループで新規事業開発支援に取り組むスタートアップ・スタジオ、株式会社quantum(本社:東京都港区、代表取締役社長兼共同CEO:及部智仁、以下「quantum」、読み方:クオンタム)ではこれまで、地球環境問題を解決するためのテクノロジーを持つ先進的な企業として、DG TAKANOのグロース支援を行ってまいりました。このたびの出資により、博報堂では、ミライデザイン事業ユニットが取り組んできた社会課題解決型ビジネスにおいて、DG TAKANOと連携し、地球環境保護に関する新規事業の開拓や、グローバルビジネスの機会の創出に取り組みます。博報堂ならびにquantumは、DG TAKANOへの事業支援を通じてともに持続可能な社会の構築を推進してまいります。

■DG TAKANOについて
世界で初めて最大95%の節水率を実現した「Bubble90」という超節水ノズルを開発。Bubble90により、毎年、大阪市の1か月の水道使用量に匹敵する節水を実現。現在、国内だけでなく、東南アジア、中東、アフリカ等の世界各国でも導入され、節水だけでなく、CO2削減にも貢献している。
2023年家庭向け事業に参入。水だけで汚れが落ちる特殊な食器ブランドの展開を始めたほか、2024年個人宅向けの節水蛇口を発売。これまで飲食店やスーパーなど業務用の節水ノズルだけを扱ってきたが、一般消費者の節水意識も高まっていると判断し、販路を広げる。

会社概要
社名:株式会社DG TAKANO(ディージータカノ)
代表取締役:高野雅彰
本社所在地:東京都台東区東上野 2-21-3 成宝ビル7F
主要業務:金属切削加工 節水ノズルBubble90の製造及び販売 新製品開発
設立:2010年9月
ホームページ:https://dgtakano.co.jp/

<参考情報>

・「Bubble90(バブル90)」について
2009年に開発された「Bubble90」は、世界で初めて無電力で「脈動流」 生成を可能にし(国際特許取得)、節水と洗浄力の両立を実現した。水をマシンガンの弾丸のように連続して吐出することにより一つひとつの水の玉が汚れにあたり、汚れを押し流し、ごく少量の水でも洗浄力を高めながら、最大95%水の使用量をカットする。蛇口の先端に取り付けるだけの簡単設置で、飲食店、スーパーマーケット、病院や公共施設まで様々な業界で利用可能。

・「meliordesign(メリオールデザイン)」について
食器洗いが一瞬で終わる、水だけで汚れが落ちる食器。ナノテクノロジーを使った特殊な表面改質技術により、汚れと皿の間に水が入り込むことで汚れが浮かび上がり、落ちにくい油の層も洗剤無しで落とせる。洗剤、食洗機なども不要。

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