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博報堂および博報堂DYメディアパートナーズの統合について

2024.12.13

株式会社博報堂
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ

2024年11月13日に株式会社博報堂DYホールディングス(以下、博報堂DYホールディングス)よりご報告の通り、株式会社博報堂(以下、博報堂)と株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(以下、博報堂DYメディアパートナーズ)は統合について検討を進めておりましたが、以下のとおり統合することが決定しましたので、お知らせいたします。

1.統合の目的
博報堂DYホールディングスは2024年6月に、「従来の“広告会社グループ”の枠を超え、 “クリエイティビティ・プラットフォーム”へと進化していく」ことを目標に、新たな中期経営計画(以下 「本中計」)を発表しました。生活者を起点としたクリエイティビティをエッジに、 生活者・企業・社会をつなぎ、 新たな関係価値を生み出すことで、未来を創造するグループとなることを目指し、本中計の3年間に「マーケティングビジネスの構造改革」「新たな成長オプションの創造」「グローバルビジネスのリモデル」の3つの観点で事業構造変革を進めていくこととしています。

国内における「マーケティングビジネス」では、データ/テクノロジーを活用したフルファネル対応が必須条件になってきています。企業のマーケティングニーズは、生成AIなどのテクノロジーの進化や様々な生活者データの活用が可能になる中、テレビやインターネット、プロモーションによる統合コミュニケーションだけではなく、フルファネルでの設計と実践に変化しています。マスメディアもデジタルメディアと同様の運用型に進化しており、マスメディア・デジタルメディアを活用したマーケティングコミュニケーション機能からコマースやCRMなどのマーケティング実践機能までをデータを活用しながらフルにカバーする、“生活者データ・ドリブン”フルファネルマーケティング機能が重要になります。

企業のこのようなニーズの拡大に対応するためには、よりシームレスな提供機能の強化が重要であることから、博報堂と博報堂DYメディアパートナーズを統合し、データに基づいたフルファネルマーケティングのプラニングやメディア対応機能などのコア機能を新「博報堂」に集約、高度化を推進することとします。また博報堂のフロントラインと博報堂DYメディアパートナーズのメディア対応機能が一体となって活動することで、メディア販売力やメディア企業への提案力の強化も実現します。

博報堂と博報堂DYメディアパートナーズの統合によってフルファネルマーケティング機能が高度化される新「博報堂」は、今後、グループ共通基盤となることも目指します。

2.新会社について

・社 名:株式会社博報堂

・社員数:4,601名(予定:博報堂および博報堂DYメディアパートナーズの2024年4月1日時点人員合算)

・所在地:東京都港区赤坂5-3-1

・株 主:株式会社博報堂DYホールディングス 100%

・統合予定日:2025年4月1日

・方 式:博報堂を承継会社とする吸収分割。

※代表者、組織などについては現時点で未定。決定次第改めてお知らせいたします。

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