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博報堂、4社横断の動画統合ソリューションhakuhodo.movie「動画生活者®統合調査」を実施―動画生活者は、動画広告の平均視聴時間が10秒以上長い。非・動画生活者平均25.1秒に対し、動画生活者の平均は35.7秒。5人に1人は90秒以上の″超尺“も
2017.12.20
株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:水島 正幸)など博報堂DYグループ4社横断の、動画統合ソリューション「hakuhodo.movie(ハクホウドウ・ドット・ムービー)」は、昨年度の「動画生活者®実態調査」に続き「動画生活者®統合調査」を実施しました。「動画生活者」(*調査概要参照)とは、従来の受動的な「視聴者」と異なり、“見て楽しむ”だけでなく、自ら動画を“使いこなし”て自らの生活を豊かにする、新しい視聴行動をする人々で、昨年調査で定義した「七大欲求」(①買い物したい ②繋がりたい ③癒されたい ④学びたい ⑤遊びたい ⑥ハマりたい ⑦マネしたい)いずれかに当てはまると回答した人です。
また「統合調査」とは、昨年度が「web動画」のみに焦点を当てたのに対し、今年度は「web動画」「リアルタイムテレビ視聴」「タイムシフトテレビ視聴」「ビデオ・オン・デマンド」も「統合」して分析できることになりました。
本リリースでは、動画視聴者全体に調査を行い、動画メディア利用状況が進化していること、さらに動画生活者の視聴後行動、態度に特徴があることを捉えました。
以下、調査の主なポイントをご紹介します。
動画メディア利用状況が少しずつ変化、複数サービスを使いこなして動画視聴するスタイルへ
- 動画視聴サービスはLINE 24%(前年+9pt)、Instagram 18%(前年+7pt)等SNSでの動画視聴者が増加。
- 1人あたり利用サービス数は3.1個に達し、生活者の動画視聴機会は多様化が進んでいます。
- 半数近くが、テレビ番組等を視聴しながら「その番組に関連するネット動画」を“ダブル視聴”しています。
動画広告の視聴時間
- 「自分にとってとても関心があるネット動画広告」の視聴時間は、平均「33.3秒」。
- 「動画生活者」に限定した視聴時間は平均35.7秒。また「動画生活者」の20%は「90秒以上視聴できる」と回答。TVCMの標準尺である「15秒」「30秒」を超える言わば“超尺”の動画広告と言えます。一方、非・動画生活者の視聴時間は平均25.1秒と大幅に減少。「動画生活者」は広告動画の有望なターゲットであることが伺えます。
- 「関心」の内容は、「商品・サービス」45%、「企業」44%、「動画ジャンル」31%、「芸能人・有名人が登場」23%。
動画視聴後の行動
- 動画生活者が動画視聴後に「コメントを書いた」や「動画内の商品について調べた」など、何らかの視聴後行動をしたのは57.9%。一方、非動画生活者の視聴後行動は、25.5%。
hakuhodo.movieは「動画生活者®統合調査」をひとつの武器として、TVCM、web動画広告、屋外動画広告などを統合的に組み合わせる「動画統合ソリューション」により、企業のマーケティング活動を支援してまいります。
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