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博報堂、クライアント企業のSDGsの取り組みを支援する「博報堂SDGsプロジェクト」を発足 ~独自開発の“サステナブルな買い物クラスター”を活用した 「サステナブル・マーケティング支援プログラム」を提供開始

2019.12.06
#SDGs#マーケティング

株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)は、クライアント企業のSDGsの取り組みを支援する全社的プロジェクト「博報堂SDGsプロジェクト」を発足し、独自調査をもとに開発した“サステナブルな買い物クラスター”を活用した「サステナブル・マーケティング支援プログラム」の提供を開始しましたのでお知らせします。

博報堂は企業フィロソフィーである「生活者発想」のもと、早くから自社が主体となって、またクライアント企業やメディアなどのパートナーや、各種団体の支援や協働を通じて積極的にSDGsに取り組み、実績を積み重ねてまいりました。
昨今、世界的にSDGsへの関心と関与が高まる中、国内でも具体的な事業活動を通じてSDGsに取り組む企業が増えつつあり、当社でもクライアント企業のSDGsを考慮したブランドコミュニケーションやSDGsに貢献する新商品開発など、さまざまな業務を支援させて頂く機会が増加しています。
一方で、生活者の意識においても、8割近い生活者が、今後「環境・社会貢献活動に積極的な企業の商品を買いたい」「環境や社会のためになる商品を積極的に買いたい」と考えていることが当社の調査より分かっており、こうした社会のムードは今後も高まっていくであろうと推測されます。

博報堂はこれらのニーズに確実に対応するため、社内各所でのSDGsへの取り組みを全社的なプロジェクトへと発展させ、オール博報堂としてクライアント企業の活動を支援していく体制を強化いたしました。今後は「博報堂SDGsプロジェクト」として活動を本格化させながら、新たに開発した「サステナブル・マーケティング支援プログラム」を幅広い企業向けにご提供していきます。

■博報堂SDGsプロジェクト
マーケティング・ブランディング、ビジネス開発、PR、研究開発、クリエイティブなど、SDGsに関する経験と専門性を持つ社員で編成された全社的なプロジェクト。次世代の経営のテーマとなる、企業の経済インパクトと社会的インパクトの統合に資するソリューション開発や事業開発支援、マーケティング支援などを行っていきます。
■「サステナブル・マーケティング支援プログラム」
独自調査から発見した「サステナブルな買い物クラスター」をベースの知見とするマーケティング支援プログラム。調査から、生活者の食品・日用品におけるサステナブル購買行動(食品・日用品における環境・社会を意識した購買行動)を分析し、生活者を8つのクラスターに分類。クラスターごとに詳しい価値観や購買意識、社会課題への意識などを明らかにしました。このクラスター分類を活用して、商品やブランドのターゲット選定や、ターゲットごとの最適な商品設計やコミュニケーションプランを立案していきます。
さらにこの分類に、博報堂が持つ各種の生活者洞察やマーケティング・ブランディングのノウハウを組み合わせ、統合的なマーケティングソリューションを提供します。
※すでにSDGsに先進的に取り組んでいる企業にも、新たにSDGs対応を開始する企業にも幅広くご活用いただくことが可能です。
※2017年にリリースした「SDGsコーポレートプログラム」に続く、企業向けSDGs支援ソリューションです。

博報堂は「生活者発想」の理念のもと、SDGsを社会に広く浸透させていくことを自社の役割と考え、SDGsに取り組む企業をマーケティングの側面から支援していくことで、企業の事業成長に貢献しながら生活者全体の意識を喚起し、SDGsの目標達成、およびサステナブル市場の活性化に貢献していくことを目指します。

今後も博報堂SDGsプロジェクトおよび博報堂全社として、さまざまな業務を通じてSDGsの普及と実践に取り組んでまいります。

ニュースリリースの詳細はこちらからご覧ください。(PDF)

■サステナブルな買い物クラスター
20-60代男女6,000名を対象とした定量調査を実施し、食品や日用品における買い物の傾向を分析。サステナブルな買い物の特徴を示す複数の指標を抽出し、その反応パターンから8つの「サステナブルな買い物クラスター」を導き出しました。
今後、この8つのクラスターに対し、実購買データやオンライン上の行動データを紐づけ、分析していくことで、彼らの行動実態をさらに明らかにし、マーケティング活動のさらなる強化に繋げていきます。

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