株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)の広告事業を超えた新規事業開発を目指す「ミライの事業室」が推進する東京・渋谷エリアを対象とした市民共創まちづくりサービス「shibuya good pass」は、山手線を起点に心豊かな都市生活空間を創出するJR東日本のブランド「東京感動線」と共同で「Slow Platform 渋谷駅0番線」プロジェクトを発足いたします。
「Slow Platform 渋谷駅0番線」プロジェクトは、多くの人が行き交う「渋谷駅」のホーム上のスペースを活用し、駅・街・社会と人の間に、自発的なアクションを起こすきっかけとなる機会、仕組みとなる”かかわりしろ(※)”を生み出すことを目指しています。
JR東日本 渋谷駅3・4番線から新南改札につながる通路を共創スペースとして、日々の移動時間の合間に、ちょっと寄り道してひと息つけるような”かかわりしろ”を生み出し、街への愛着や豊かな生活習慣、循環型社会にもつながる取り組みを行っていきます。
具体的には、下記のような取り組みからスタートし、今後様々な事業者と協力して“かかわりしろ”を増やしてまいります。
・苔による炭素固定や空気清浄化に向けた「モスプラットフォーム」
・ホーム仮囲いにみんなで植物アートを描いていく「スローキャンバス」
・資源の回収やフードロス、ロスフラワーの購入が手軽にできる「循環ステーション」(予定)
・地産地消の拠点をつくる「沿線グリーンマルシェ」(予定)
コンセプト開発協力および空間設計:株式会社海法圭建築設計事務所
shibuya good passは、地域住民と事業者を巻き込んだ農体験を提供する都市農園サービスを立ち上げるべく、様々な企業・団体・個人と連携していますが、これらの多様なリソースを「Slow Platform 渋谷駅0番線」プロジェクトのスペースにも活用していくことで、関わった人の生活だけでなく、スペース自体もより良く変わっていくような、共創型空間の運用を目指します。
活動内容をプロジェクト特設ページ(https://zerobansen.jp)にて、随時可視化、発信していきます。shibuya good passが運営する市民の声を集めるプラットフォーム「good talk」とも連携します。
本プロジェクトでは趣旨に賛同・参加いただける参画事業者も募集しています。再開発が進む東京を象徴する渋谷駅で、街や駅のあり方について思いをめぐらせ、関わる場を作ることで、市民共創型のまちづくり・駅づくりを実現していきます。
博報堂ミライの事業室は今後も、企業や自治体などの多様なパートナーと連携し、生活者中心のよりよいまちづくり・未来の暮らしの創造に貢献してまいります。
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