近年、女性たちの健康課題が少しずつ語られるようになり、フェムテック産業も拡大しつつあります。
株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)の社内プロジェクトで働く女性(キャリジョ)の研究をする「博報堂キャリジョ研」は、女性たちの抱える健康課題の実態把握をするため、症状の個人差が大きいともいわれる「PMS(月経前症候群)」に着目し、「PMS実態調査」を行いました。調査結果の主なポイントをご紹介いたします。
※調査設問における「PMS(月経前症候群)」とは、月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するものをさします。また、 「PMDD(月経前不快気分障害)」とは、PMSの中でも抑うつ気分、不安・緊張、情緒不安定、怒り・イライラなどの精神症状が主体のものをさします。 意識調査のため、医学的な診断としてのPMS/PMDDとは一部異なる可能性があることをご了承ください。
今回の調査結果からも、PMSやPMDDに関する知識や理解の促進、サポートする商品・サービスの拡大が求められていると考えられます。博報堂キャリジョ研は今後も女性のヘルスケア領域において、ナレッジ提供や商品・サービス・事業開発のプラニングなどの協業ワークに取り組んでまいりたいと思います。