・消費意識、感情、価値観の変化を7つのオリジナル指数で定点観測
・生活者自身が100点満点で回答し指数化
2013年4月9日
株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:戸田裕一)のシンクタンク「博報堂生活総合研究所」(以下「生活総研」、所長:嶋本達嗣)は、生活者の意識変化を包括的に読み解くことを目的に、複数の独自指数を開発しました。
今後、消費、感情、価値観の3領域における最新の生活者意識を、7つのオリジナル指数で定点観測してまいります。調査結果は生活総研のウェブサイト上で公開いたします。
●7つのオリジナル指数
消費に対する最新の欲求は、昨年度から先行して観測を開始した『消費意欲指数』と、現代の消費生活ならではの「安くモノを買いたい」という意識を調べた『デフレ生活指数』の2つの指数から読み解きます。
感情の変化は、日々の暮らしの中で感じたドキドキやワクワクを指数化した『ときめき度』と、嫌なことや煩わしいことで濁った感情を指数化した『にごり度』によって明らかにします。
価値観の変化は、自分自身の自立度合いを測る『自立意欲』のほか、震災後に変化が見られた家族や世の中・地域との関係性に着目して開発した『家族の絆意欲』と『世づくり意欲』の、計3つの指数にて観測していきます。
いずれの指数も、生活者自身が「100点満点」で回答し、その平均値を指数化するという生活総研独自の調査形式を用います。指数の背景にある具体的な気持ちや出来事もオープンアンサーで聴取します。生活総研は、これらの指数の定点観測を通じて、生活者を360度の方向から観察し、その最新の姿を読み解いていきます。
(※消費意欲指数のみ昨年5月から先行観測中、他6指標は今回新たに開発)
●調査結果レポートをウェブで公開
各指数の調査結果は「生活インデックスレポート」の名称で、生活総研のウェブサイト上で定期的に発表します。
(発行頻度は添付資料p2に記載しています)
本日、最新の『消費意欲指数』と『デフレ生活指数』の結果を掲載した「生活インデックスレポート・消費動向編(4月)」を公開しました。
「生活インデックスレポート」では、全体平均、性年代別、地域別の分析結果を掲載しますので、ターゲット・セグメント別の動向を把握したいマーケティング・企画関係者の方々にご活用いただくことが可能です。昨年9月から無償公開を行っている20年分・約1500項目の長期的生活者観測データ『生活定点』とあわせて、生活総研の調査・研究データを、社会のさまざまな領域で役立ていただければ幸いに存じます。
(※全国11都市圏:首都圏、名古屋、阪神、札幌、仙台、新潟、金沢、 静岡、広島、高松、福岡)
指数の詳細や発行頻度などの詳細はこちらをご覧下さい(PDF、2ページ)
<関連調査>
→生活インデックスレポート 消費動向編4月