このたび、博報堂CSRグループの川廷昌弘が、「未来をつくる道具 わたしたちのSDGs」を出版いたしましたのでお知らせします。
SDGsが国連で採択されてから5年が経過し、日本においても大企業を中心にその目的など必要性に応じて浸透してきています。2020年、小中学校の学習指導要綱にも組み込まれたことから、SDGsの普及は急速に進むと予想されます。しかしその一方で、「内容は知っているが取り組んでいるわけではない」「身近には感じられない」との声も多く、SDGsの本質的な理解はこれからとも言えます。
SDGs普及のために活動を推進する著者は、国連・日本政府や自治体・企業のSDGs普及への取り組みについて、自らが実践してきた具体的アクションをベースに丁寧に解説するための講演を各地で行ってまいりました。この講演は「非常にわかりやすく、SDGsについて理解が深まる内容である」との評判が広がり、講演活動はさらに拡大していきました。
今回出版いたしました「未来をつくる道具 わたしたちのSDGs」は、その講演の熱量をそのままにわかりやすく文章化した書籍です。SDGs採択への道のりから始まり、企業価値、地方創生、そしてお茶の間へ、さらに次世代へと、あらゆる立場の方にSDGsを“自分ごと”として捉えていただける内容になっています。
SDGs達成の目標は2030年。コロナ禍を乗り越え、具体的な行動へ突き進む「行動の10年」を開始したこの年に、一人でも多くの方にこの豊富な事例とヒントが詰まった著書に触れていただき、良き未来づくり道具箱としてアクションのきっかけとなることができれば幸いです。
価格 :1600円(税別)
判型 :A5判
出版社:ナツメ社
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1963年兵庫県芦屋市生まれ。1986年博報堂入社。1998年テレビ番組「情熱大陸」などの立ち上げに関わる。2005年から地球温暖化防止国民運動「チーム・マイナス6%」でメディアコンテンツを統括。現在はCSRグループ推進担当部長でSDGsを推進。神奈川県非常勤顧問(SDGs推進担当)やグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンSDGsタスクフォース・リーダーなど委嘱多数。公益社団法人日本写真家協会会員の写真家でもあり写真集「一年後の桜」(蒼穹舎)など出版。