博報堂生活総合研究所では、生活者の意識や行動の変化から将来の価値観や欲求の行方を予測するため、同じ条件の調査地域・調査対象者に対し、同じ質問を繰り返し投げかける長期時系列調査「生活定点」を、1992年から2年に1度実施しています。このたび30周年となる2022年調査を実施いたしました。
本リリースでは2022年に“過去最高”・“過去最低”を更新した主な項目についてご紹介いたします。1992~2022年=平成初期から令和にかけての30年間の調査データの推移からは、社会や慣習に縛られず、自律に向かう生活者の様子がみえてきました。
また、2022年調査を受け、「生活定点」調査の30年間・約1,400項目におよぶデータを無償公開するwebサイトも10月11日よりアップデートいたしました。同時に、調査データをもとに1992年の若者と2022年の若者の暮らしや価値観を表現したマンガも特設サイトで公開しています。意外な発見や発想のヒントを得るためのツールとしてご活用ください。
<参考データ>
■「生活定点」webサイト
https://seikatsusoken.jp/teiten/
「生活定点」調査のほぼすべてのデータを無償公開する「生活定点」webサイトも、2022年調査結果を加えてアップデートしました。
膨大なデータをグラフィカルに「わかりやすく」表示するとともに、「意外な発見や発想のヒントを得たい」方のために様々な切り口でデータを紹介しています。近日中に、研究員による解説も追加していく予定です。
データはPCからすべてダウンロード可能。出典を明記していただければ、データをご自由にお使いいただけます。
■「データ・コミック」特設サイト
https://seikatsusoken.jp/datacomic/
「生活定点」が始まった1992年と2022年、それぞれの年代の“若者”の特徴といえるデータをマンガで描いた特設サイトも公開。生活者の心に迫るデータのおもしろさや、若者が持つユニークな価値観を知るきっかけとなりましたら幸いです。
>>本リリースのPDF版はこちらからご覧ください。