株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)が発足した「HAKUHODO Blockchain Initiative」(博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ)は、ブロックチェーン技術を活用し、生活者がソーシャルグッドな(社会に貢献する)活動をすると貢献スコアとしてトークンが付与されるプラットフォーム「GiverCoin(ギバーコイン)」を、トークンポケット株式会社(東京都世田谷区、代表取締役:林田智樹)および有限会社ズィープロダクション(東京都中央区、代表取締役社長:清水喜之)と共同開発いたしました。
SDGs(持続可能な開発目標)への関心が世界的に高まる中、SDGsの17の目標に資する具体的な事業活動に取り組む企業が急速に増えてきています。一方で、SDGsのさらなる浸透、そして達成には、生活者一人ひとりが自分ごと化し、ソーシャルグッドな行動に移していくことが求められています。
「GiverCoin」は、デジタルアセットを安全に管理できるブロックチェーン技術を活用した、生活者参加型の新しいソーシャルグッド活動推進プラットフォームです。専用のスマートフォンアプリ「GiverCoinApps(ギバーコインアプリ)」を通じて、企業やNPOのソーシャルグッドなサービスの利用申込が完了すると、貢献スコアとしてアプリ内のウォレットにGiverCoinが付与されます。一定のGiverCoinを集めると、生活者は企業・NPOが実施するイベントへの参加権などを得ることができます。本プラットフォームを通じて、企業・NPOの活動やサービスへの認知向上や興味喚起を図るだけではなく、生活者のソーシャルグッドな活動への能動的な参加を促すことが可能になります。
今後は、賛同していただける企業やNPOを増やし、GiverCoinAppsと連携するソーシャルグッドなサービスを拡大してまいります。
■「GiverCoinApps」の画面イメージ
◎「GiverCoinApps」から利用できるサービスの例
・食品メーカーのフードロスに配慮した商品提供サービス
・自動車メーカーのエコドライブを推奨するSaaSサービス
・電力会社の再生可能エネルギーを利用促進する会員サービス
など
◎「GiverCoin」で交換できる景品の例
・企業が運営する美術館・博物館の入場券
・楽しみながら親子でエコについて考えるワークショップ
・フードロス削減のための体験型セミナー
・環境保全チャリティイベント
など
HAKUHODO Blockchain Initiativeは、ブロックチェーン技術を活用したコミュニケーション領域におけるソリューション開発を進めています。今後も、社外パートナーとして、ブロックチェーンの技術企業やシステム・サービス開発企業、トークン設計コンサルティング企業などと連携し、生活者が主役となる「生活者主導社会」において、企業やNPOと生活者の間に双方向の新たな関係を築く支援をしてまいります。
<GooglePlayからのダウンロード>
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tokenpocket.givercoin
<AppStoreからのダウンロード>
11月下旬にアプリストアへローンチ予定
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